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映画 | グッド・ナース

映画デーなので(個人的な)「グッド・ナース」を観ました。
普段ウォッチさせていただいている方々が皆さん観られていることと、主演がジェシカ・チャステインさん(モリーズ・ゲームのモリー役は衝撃だった)だったからです。

本作は連続殺人を犯す看護師、その看護師を告発する同僚とのお話、医療サスペンス。過激な描写はありませんが、ほぼほぼ、緊張感が漂い続けることから、観る際には心に少しゆとりが必要かと思います。

恐ろしい話。
人は"個"ではなくて"組織"、集団となったときにどれだけ、過去に過ちを犯してきたことか。それが国単位ではなく病院、企業体といっていいんじゃないかと思うのですが過ちを犯し続ける人と、それを止めもせず「臭い物に蓋をする」「厄介払い」「黙っている(隠蔽している)」こと。

身近で同じような状況、場面、あるいは立場に心当たりのある方々は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

エディ・レッドメインさん演じる連続殺人犯チャーリーは親切で、人の気持ちに寄り添って…共感されていて、殺人犯だとわかるまでは本当にいいひとだと思いました。殺人犯だとわかってからもジェシカ・チャステインさん演じるエイミーに対しての態度はまったく変わらなくて、どうして連続殺人を犯し続けたのか、その動機を伺い知ることのできる事実は、ついにわかりませんでしたが、当の"人間である私たち自身がわかっていない"んじゃないかと思いました。


観終わってから本作を観た方々のレビューや感想など、読ませていただいてるとわたしが感じ取れなかったことを知ることができ、宝物をシェアしていただいているかのようで楽しいです。

観ていたとき、観終わった直後には気づかなかったのですけど性差、恋愛要素を無理に絡めたりする展開がない点を評価されている方がいらっしゃいまして、それをみたときにわたしも(あ、すごい好き)っと感じまして、なんだか爽やかな気持ちになっております。

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