映画 | フリー・ガイ※この瞬間はリアル
U-NEXTでやっと、フリー・ガイを観ました。
この作品はゲームの世界でNPC(ノンプレイヤーキャラクター)である主人公ガイが理想の女性モロトフ(プレイヤーキャラクター)をみかけたことをきっかけに自我が生まれ、繰り返しの日常から自分のやりたいこと、自身の行動で変えていく、というストーリーです。
自我が生まれてから、ガイは自身の行動とその結果により想像もしなかった出来事を体験し、その素晴らしさを実感します。自分自身がオンライン・ゲームの、プログラミングされた存在だとは知らなかったのですが、とあることをきっかけにそのことを知ってしまいます。
自分がヴァーチャルの、作られた世界の中の存在であって
リアルではない
この事実を知ってしまい自分自身の存在、それは何物でもなく価値も意味もないのではないか、と苦悩します。このシーン、今にも私もガイと一緒に心折れそう……でした。
この状態で親友であるバディの自宅に訪れるガイ。深刻なガイの表情をみて何も聞かず自宅へ迎え入れてくれるバディ。※ここいいシーン、バディにぐっときた
そこでガイがバディへ仮の話しとして自身の存在する世界がもしバーチャル、リアルでないと知ったらどうするって尋ねるのです。
この瞬間はリアルだ 愛するものを助けようとしてる
ここ、このセリフを聞いた瞬間、自分のことのようにすっごくうれしくてー。観終わった後、このシーンを何回も繰り返し観てしまいました。
もっとポップな、愉快な作品だと思っていたので、面白可笑しく過ごすつもりがこんなにも感情的、感動するとは思っていなかったのでびっくり。よき体験でしたー。
あ、面白可笑しいところや、笑っちゃうシーン、盛り沢山なので、安心して楽しめる作品ですよ。
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