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⑥ジョブコーチとの面談は。

ジョブコーチは、年配の優しそうな女性でした。

「高次脳機能障害について、プリントを渡しましたがご覧になりましたか?」
と聞かれ、(あのマンガのプリントだな)と思い、見ましたと答えました。そして、aさんの年齢や(脳梗塞で)発症する前の仕事内容の説明をうけ、これから行う掃除の仕事の手順を聞かれました。

(マニュアルも無いし、自己流だしな…)と思いながら、
「棚のホコリを取って…」
と思いつくままザックリ話し、注意点として掃除中の看板を最初に入口に立てる、などを伝えました。

ジョブコーチから障害の症状についての細かい説明やアドバイスがあると期待していましたが、全く無い…😨

仕事をする上での具体的なアドバイスをこちらから質問すると、
「私、高次脳機能障害の人と接したことがないのよね〜。いろいろと難しいと思うわよ〜」
との返答…。

更に、
「ご本人ともお会いしたことがないのよね」
と言われました。

え? え!? それって… ?
わからないってことでは?😨

そして実際の仕事現場(トイレ)を案内して何か少しでも助言をいただきたいと思っていたら、
「明日、メールで手順書を送りますね」
と現場を見ずに早々にお帰りに。

翌日届いた手順書は、私が面談で(ザックリと)言った内容が、そのままA4で箇条書きになっていました。
(この程度は私でもすぐに作れるけど?)

何かしらのサポートを期待したからなのか、驚いて何も言葉にならず…です。

自分で1から手探りでやるしか無いのかも、と思った瞬間でした。

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