フリーランスとして上流のスキルを身につけよう
フリーランスとして高収入を得たいなら、上流のスキルを身につけることをおすすめします。
スキルが浅いままでは、いくら年数を重ねても収入を上げていくことはできません。
高収入を得るための上流スキルとは、企画・立案したり、出向先企業の社員に指示するのに必要となるスキルのことです。
指示を受けて働くのは誰にでもできますが、企画したり指示を出す側に回るには知識やスキルや経験が必要です。当然単価も高くなります。
また上流のスキルが求められる仕事はほとんどが継続案件のため、営業にかける時間が削減でき、安定して高収入が得られます。
上流スキルを持つ優秀な人材は常に不足しており、どこの企業も喉から手が出るほど欲しい人材なので、引く手数多な状態です。
現場に求められる人材を目指すなら、次のような職業が高収入を得られやすいです。
・Webマーケティング
・Webディレクター
・システムエンジニア
それぞれ見ていきましょう。
Webマーケティング
Webマーケティングとは、Web媒体を中心に行うマーケティング業です。
売り込みをしなくても、商品やサービスが売れる仕組みを作り上げるのがマーケティングの仕事です。WebマーケティングではWebサイトやWebサービス、SNSを使って商品が売れる仕組みを作ります。
Webマーケティングの世界では、日々新たな情報や技術が登場しバージョンアップしていきます。
Webマーケッターには、それらの情報をキャッチアップしつつ、マーケティング戦略にどう活用していけるかを日々勉強・実践する力が求められます。
また、マーケターはロジックツリーを駆使して情報を整理し、戦略を立てていける力のある人材はどの企業にも必要とされています。
ロジックツリーを使ったフレームワーク
・AIDMA(Attention・Interest・Desire・Memory・Action)
・AISAS(Attention・Interest・Search・Action・Share)
・5W1H(What・When・Who・Where・Why・How)
・PDCA(Plan・Do・Check・Action)
Webマーケティングを勉強するのは、自分の市場価値を高め、高収入につなげるのに最適です。
Webディレクター
WebディレクターはWebマーケティングの一種で、IT業界内では新しい分野です。
Webディレクターは、Webクリエイター職の中で最も求人数が多い職種です。Web媒体の運用全般に関わる仕事なので、作業範囲は幅広く、企業の規模や性格によって大きく仕事内容が異なることも。
Webサイトを制作するときには、Webデザイナー、プログラマー、ライター、SEO担当者など、さまざまな専門性を持つクリエイターたちが関わります。
Webディレクターは、そのサイトの目的を達成するためにそれぞれのクリエイターたちに指示を出し、制作スケジュールや予算、品質の管理などを行います。
制作するサイトの目的が、ページビュー数を向上して広告枠の価値を上げることなのか、新規顧客を獲得することなのか、ユーザーの購買を促すことなのかによって、Webディレクターの仕事は変わってきます。
クライアントの意向と自分やチームに求められていることを的確に理解し、それに応えていく力が求められます。
システムエンジニア
システムエンジニアは、その頭文字を取ってSEとも呼ばれます。クライアントからのヒアリングと要件定義、システムの設計を主に行います。
顧客からのヒアリングでどのようなシステムを望んでいるのか、その要求を分析し、開発期間や費用を計算に入れつつ要件を定義付けします。
顧客の要求を実現するためのシステムの基本設計と詳細設計を行い、プログラマーに指示を出します。そしてシステムが形になったらテストします。
顧客の要望に基づいてSEがシステム設計を行い、SEからの指示・設計に基づいてプログラマーがプログラミングを行います。
プログラマー・エンジニアとして経験を積んだ上で、SEとしてキャリアアップを目指す方も多くいます。
顧客の要求分析や要件定義を仕事とするSEには、顧客の意向を正確に汲み取るコミュニケーション能力は必要不可欠です。
また、顧客に最適なシステムを提案するためのプログラミングの知識、メンバーのスケジュールや業務量を管理するマネジメント能力が求められます。
まとめ
ここでは、上流のスキルが活かせられる仕事を紹介しました。IT業界は上流の仕事ができる人材が不足しているため、高単価が期待できます。
上流の仕事に興味があるなら、ぜひスキルアップを目指しましょう。
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