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こんにちは。駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

2月の二大イベントといえば節分とバレンタイン!今回はこの寒い2月とお花についてのお話です。

立春は春の訪れ

節分の翌日は立春、つまり暦の上では春の訪れです。節分は季節の分け目、この季節の境目に病気などになりやすいと言われています。
節分と言えば、恵方巻、豆まきなどですが、魔除け、無病息災などを願って、半信半疑ながらも季節の行事の一つとして楽しまれる方が多いと思います。特に、お子さまがおられるご家庭の方が、豆まきなどは親しみが強いかもしれません。「鬼=人にとって悪いこと(もの)」を食べ物や装飾を使って追い払うという、人の心の拠り所となる行事です。
この行事の一つに、魔除けに使うヒイラギイワシをご存じでしょうか?

節分の柊とクリスマスの柊

節分で使う柊(ヒイラギ)は、金木犀(キンモクセイ)と同じモクセイ科モクセイ属の樹木です。11~12月には白い小さな花を咲かせ、6月頃に黒紫色の実をつけます。

クリスマスに赤い実の付いた柊を見ることがあると思います。クリスマスのイラストやケーキの飾りには定番です。こちらの柊はモチノキ科モチノキ属の樹木で、セイヨウヒイラギ、クリスマスホーリー、イングリッシュホーリーなどと呼ばれます。4~5月に白い花を咲かせ、12月に赤い実をつけます。

クリスマスホーリー

両方とも葉が鋭くとがっていて、触ると手を傷つけるほどです。古木になるほど葉のトゲは少なくなります。樹木としての取り扱いが多いので、柊の切花が欲しい場合は、取り扱っているかお店に相談した方が良いです。

ヒイラギイワシの由来

トゲが鋭い柊、このトゲで鬼の目を突くのだそうです。本当にかなり痛いです。そして、鰯(いわし)は、焼いた煙や強い臭いを鬼が嫌うのだそうです。鰯は体に良いので、身は食べて、残った頭を柊に刺します。柊は枝がしっかりしているので、鰯の頭を刺しやすいです。この柊鰯を玄関の外などに飾っておきます。1~2日ほどで、飾る期間に決まりはありません。

飾る場所がないという方に、柊を小さないりこ(カタクチイワシを干したもの)をつけてブーケ風にして、スワッグとして玄関ドアに飾る方法もあります。春のドライフラワーと一緒に束ねると季節のスワッグになります。トゲがドアを傷つけないように気をつけないといけませんが…

柊のスワッグ

バレンタインのお花

2月のもう一つのイベント、バレンタイン。昨今は恋人だけでなく、友達や家族、自分へのご褒美など、プレゼントが贈られますが、「フラワーバレンタイン」と謳って、お花を贈ることも増えてきました。

バレンタインアレンジ
バレンタインの花束

チョコが苦手な方へ、もしくは男性からの贈り物など、添え物としての花束も。物を贈るのにハードルが高くても、お花であれば、1本でも、何かを贈りたい気持ちを簡単に具現化出来るのです。

愛情や友情や尊敬や感謝やお詫びの気持ち、そういった日頃の気持ちを表すのに、このようなイベント、そしてお花が存在するのだと思います。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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