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片づけの「全出し」は危険!全出しする前にやっておくこととは?


こんにちは!
ライフオーガナイザーのきづきともこです。

ものの整理をするときに、棚の中を全部出す、クローゼットの中を全部出す、といった「全出し」をした方がいいと聞いたことはありますか?

また、聞いたことはなくても、気合いを入れて片づけようと、全部出してみたものの、そのあとどうすればいいか分からなくなって、途方に暮れてしまったという経験はありませんか?

分からないまま一気に全出しすると危険

そんな私も、片づけや整理収納をきちんと学ぶまでは、全出しして失敗した経験が何度もあります。

「ごちゃごちゃしてるから、一気に出しちゃえ!」と子どものおもちゃを片っ端から部屋に出して、「わー、多すぎ…。何からどうやっていいの…」と全く片づけに興味のない当時小学校低学年の息子を横目に、立ち尽くしてしまったということがあります。

今なら分かりますが、無計画で「とりあえず全部出す」はとっても危険。慣れていないうちは、必ず「小さいスペースから始める」のが鉄則です。

全部出す前に、どう分けるか決める

「全部出した後にどうすればいいか」は出す前に考えておく必要があります。

出した後にすることは、「整理」です。整理とは、分けること。

要か不要かだけで分けるのは難しいので、何項目か決めて分けていきます。例えば「必要・たまに使う・迷う・不要」のように、使用頻度が低いものや迷うものも項目に入れて分けてみるとか。

「ここにあると便利・ここでなくてもいい・処分」と、この場所にあると便利なのか、保管スペースや別の部屋へ移動してもいいものなのかという基準で分けてみるとか。

「どう分けるか」を、出す前に考えておくと、次の行動に移りやすくなります。

出したものを、ひたすら分けていく

分け方を決めたら、いよいよ全出しです。先ほどお伝えしたように、小さな場所から始めるのがおすすめです。

分ける項目を決めておけば、あとはひたすら手を動かすだけ。

迷うものが出てきたら、そのものを持つ理由を考えます。その理由はあなたの価値観なので、それら用の項目を足します。

分けたら、「よく使うもの」「必要なもの」など、優先順位の高いものから使いやすい場所に配置していきます。他の場所へ移動させるものは移動、手放すものは、処分したり売ったり譲ったりと、何らかの形で手放します。

片づけは、この繰り返しです。全部出すのは、ものの量の把握もでき、忘れていたものが見つかったり、暮らしに合わせて配置から見直すこともできる、とたくさんのメリットがあります。

ぜひ、小さなところから「全部出し」を試して、効果を感じてみてくださいね!

教えてくれたのは・・・

きづき ともこ

お気に入りの空間で、ワクワク軽やかな日々を送りたい
ライフオーガナイズで部屋・暮らし・自分自身を整えたい人を応援します
*マスターライフオーガナイザー
*ブログ「ライフオーガナイズで無理なく続くシンプルライフ」運営
*福山市&オンラインにて片づけ収納サポート、講座開催
*片づけ収納ドットコムライター


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