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第195回勉強会

先月の勉強会で、NPOとしてそば打ち体験を軸としたコンテンツ販売にトライする事が決まりました。
ビジネスってリスクを負った方が頑張れます。守られた生温い環境でいる限り、ギラギラしません。
という事で、本日はそば打ち体験の備品の先行投資に合羽橋に向かいます。

2023.04.19

1.道具と工具

菊谷橋交差点

本日の勉強会は合羽橋。大きなコックさんで有名なニイミビル前で待ち合わせ。
予習としてそば打ちに必要な道具と工具を、世田谷区でそば打ちボランティアをされている"株式会社あそび"の野本さんから、基本情報を教えていただきました。

この情報のクオリティの高さには、感動しました。無駄な文言の無い説明文と、手のかかっている画像、素晴らしいです。

品定めしながら、中途半端な安かろう悪かろうの備品購入は、再び備品を購入する羽目に陥るので、中長期的な視点を意識して、みんなで慎重に吟味します。

2.漆器の竹むら

竹むらさん
菊谷橋交差点目の前

会場は漆器の"竹むら"。
代々お蕎麦屋さんの業務用の器やそば打ち道具一式を取り扱っており、店内の器をみているだけで飽きません。
本日は三代目の竹村社長にご案内いただきました。
頂いた名刺にご本人のコンセプトが次の様に書かれてました。素晴らしいですね!

伝統工芸を後世に!
日本の食文化を後世に!

入口のPOP

入口右側には、丁寧なPOPが。
従業員さんが週替わりで担当しており、今週は社長の竹村さんの奥様が、競馬を題材に書かれています。競馬愛が感じられます。

3.選定開始

こね鉢の検討
こね鉢

こね鉢は、一寸刻みで揃っています。
六寸以下ですと縁を使ってこねる際に、鉢が傾いてしまうので、誰かが支えるか傾かない為の支える道具を購入する事になります。一寸違うと倍とまではいきませんが価格に大きな差が出ます。
一番時間がかかりましたが、大は小を兼ねるという諺がピタッとはまり尺七寸に決定。

まな板・小間板・そば包丁

小間板とは、そばを切るときに定規のように当てる板。
そば包丁は色々みましたが、上を見るとキリがありません。

麺棒

麺棒は二種類用意します。
麺帯を延すための延し棒には、くっつきにくい米ヒバ材を、麺帯を巻くための巻き棒には、ポプラ材を選びました。

のし板

のし板は大きいため、店舗内の収納やイベント時の運搬が悩みの種になります。
小さいと蕎麦を延ばしたときに溢れてしまう。収納や運搬に便利な折りたたみ式にすると、折り畳みの溝の部分で、延したそばが凹んでしまう。
今回会場となると高輪蕎麦茶房の柿沢さんが一番悩まれたポイントではありましたが、大きいサイズに決定しました。
ありがとうございます。

はいぱっく

切り終えた蕎麦を並べる入れ物が必要になります。まな板に置きっ放しにすると乾いてしまうので、こちらも購入。
野本さんが日頃そば打ち体験をされているからこそ、気付く必要な備品。

早いもので、あっという間に1時間が過ぎていました。4セットを購入する事にします。

4.店内散策

店舗正面
漆の原木
先代が造った看板

店内は蕎麦屋さんの備品テーマパークの様です。
蕎麦をのせるザルや、蕎麦湯を入れる器、店の看板、カツ丼のお重など、飽きる事がありません。
一番目を引いたのは、先代が造った江戸手打ち看板。彫りこんであり更に漆を重ねて塗ってあり、売り切れ御免の希少な作品でした。

器など個人でも購入できますので、ご興味がある方は是非どうぞ!

5.販売戦略会議

浅草の貸会議室

都営地下鉄浅草駅近くの貸会議室をお借りして、販売戦略会議を開始。
大学2年生3人が加わり、一気に平均年齢が下がりました。
一緒に楽しみながら頑張っていこうな!

本日のミーティングメモ
そば打ち体験の相場

悩ましいのは値頃感と販路。
ランダムに調べた情報ですが、3,000円が平均値となり、利益率を高めるためには付加価値が必要であるが、最初は基礎を押さてオペレーションが定着させる事が必要。
そんな議論をしました。

利益率の勉強メモ
販売戦略会議の風景

今後は、大学のゼミと連携してのオペレーションと販売促進を議論します。

6.Z世代のオフショット

雷門
夕方のスカイツリー
夜のスカイツリー

基本的にスマートフォンネイティブのZ世代は縦に撮影します。
アナログカメラ世代の私は横に撮影します。

7.お土産

エサ当てモーニング
正解!

お店でミニチュアの漆器を発見!
一目惚れして持ち帰ると、早速家内が翌朝うさぎの食事に使ってました。

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