#14 教育体制の話
民間企業であれば、新人が入社した後半年くらいの研修を得て初めて部署が決まるパターンが多いと思います。しかし、市役所職員は4/1に来た瞬間から即戦力として働かなければいけません。社会人としての生活に慣れてない中、業務の内容がわからない、上司や先輩がどんな人かもわからない、といった右も左もわからない状態でのスタート。新人には酷ではないでしょうか。周りが同じ仕事をしていればよいですが、1人1事業といった部署も多いため、教育体制はおろか引継ぎ等のサポート体制すらあやふやなパターンも多いです。
新人の頃は、人事部門による新人研修よりも課内の業務に係る研修をしてくれと思ったものです。日中は新人研修で時間をとられ、自席に戻れば山のような書類がある&残業確定という負のスパイラルでした。また、業務の内容もですが、教えてくれる相手との相性も大事。この人はどういう人なのかわからない状態でビクビクしながら質問をする、何回聞いてもわからないからお互い決まづくなる、ミスにつながる、と非常に現場は厳しい感じです。
逆に、懇切丁寧に教えすぎると依存が起こったり、甘々な人間に育ってしまったり、新人が先輩になった時に後輩相手にマウントをとるという恐ろしい結果にもつながりかねない。そんな事態もよく耳にします。
民間・公務員関係なく、教育体制の正解はあるのでしょうか('ω')
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?