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飲食業社員4名の小さな会社が未来の為に出来ること。

「飲食業って大変ですよね」多くの方にこの言葉を頂いたこの1年半。実際まともに仕事が出来たのは僅かな期間だけで、本来の自分たちの仕事って何なのかわからなくなるほど本来の仕事が出来ない日々が続いております。

厳しい状況のなか、またお客様で沢山だったあの頃のような仕事が出来る日の為に多くのお店が耐え忍んでいます。

私も少し前まではコロナ後は少なからず昔のような団体の飲み会や、無駄な集まりは排除されつつも我慢していた人はまたこれまでのようにお店に足を運んでくれるだろう、目の肥えたお客様に選ばれるお店になるよう努力すればまた商いを続けていけると考えていました。しかし今は

「過去の延長線上に未来はない。」

そう強く思うようになっています。飲食業の中でも特に夜のアルコールを伴う業態は人の行動パターンの変化をひしひしと感じているとおもいます。家族かカップルでの少人数来店がほとんど、若者はインスタで観た目当て料理を注文しソフトドリンクを注文。ピーク時同時刻に多くの来店、同じような注文で短時間で退店する。本来想定していた売り上げを上げることは至難の業となりました。

同じ飲食店でもこのコロナ禍でも業績を上げている業種もありますが参入障壁の低い飲食業は今業績の良い分野へこぞって業態変更する、価格競争を起こす、淘汰されたり飽きられたりしてまた…。

未来の答えはわかりませんが私たちはこれから縮小する日本経済の中で生き残る為に、飲食業は味、クオリティ、安心安全、ホスピタリティはもちろん、誰もが共感できるようなストーリーが伴わないといけないと思います。

私はこれからの飲食業は積極的に地域、地元経済の問題解決をサービスや商品で提案するべきと考えます。市民が地元の飲食店を利用することは地域が抱える問題や課題の改善を後押しとなる。一店舗でなく多くの飲食店がそういいった取り組みに賛同し共同で取り組むことで持続可能な社会に向かう未来をイメージしています。

不確かな未来ですがこの困難を乗り越えた先のために行っている活動が2つあります。

次はその活動を紹介したいと思います。


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