見出し画像

理解(わか)りました。

さっきまで、生きる目的を探していた。

何のために生まれて、何をして生きるのか。
答えられないまま終わる。そんなのは嫌だと思っていた。

といっても、今やりたいことも、将来なりたい状態もある。

じゃあその先は?目的を達成したらどうなるの?究極的にどうなりたいの?

わからない。

そして、人生の目的がわからないことは、ダメなことだと思うようにもなってしまった。

これが数時間前までのぼくである。

今のぼくはどうか。

考え方は、まるっきりかわった。
人生の歩み方が、わかった気がした。
これがパラダイムシフトなのかと、感動した。

……

そもそもぼくは何のために生まれたのか。
なんと、何のために生まれたわけでもない。

よくわからない運命、因果、縁、自分ではコントロール不可能な何かによってここに発生した。

ぼくは何かを成し遂げるために生まれてきたのではなくて、システムの一部として不可抗力的に発生した。

そして、老衰か、病気か、殺人か、自殺か、何らかの要因で、ぼくは不可抗力的に人生を終えることも確定している。

ぼくは何をしても、或いはしなくても、システムの一部として不可抗力的に終息することが決まっている。

この、不可抗力の世界をどう生きるか。

まず、不可抗力的に目の前に現れる現実、これを受け入れる。事実を事実として受け止める。能動的に受動する。

この、器を持つこと。

そして、受け止めた現実に対する評価をする。その現実を踏まえた上でどの方向に進むか選択する。

この基準となる、コンパスを持つこと。

器を大きくし続ける。
コンパスの精度を上げ続ける。

幸い、ぼくには現実を受け止める器を大きくする能力と向かう先を決めるコンパスの精度を上げる能力が、多分ある。

今はこうして、不可抗力的な「ぼく」という人生を能動的に生きる。そうした方が、なんかいい気がする。

そして、その先には……?

……

考えたことが、思いついたことが、全く言語化できていない。

でも、確実についさっき、発想の転換が発生した。これは確かなことだ。

これで人生はより良くなると思えた。

より良い、とはつまり何なのか。

いつか言語化できたら、本でも出そうかな。

“心のコンパス”を信じて、最高の宝物を見つけよう。

東京ディズニーリゾート 公式ホームページ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?