【エッセイ#18】「赤の他人」は、なぜ「赤」なのか
先日エッセイを書いていて、ふと疑問に思った。
「赤の他人って、なぜ『赤』なのだろう?
青でも緑でも良さそうなのに」と。
で、気になって調べた。
むかし「明(あか)い」という言葉があったそうだ。
意味は「明らかな」「まったくの」など。
そして時代の流れにともない
「赤い」という漢字があてられるようになった。
つまり「赤い」=「明い」。
「赤の他人」は「明らかな他人・まったくの他人」
ということ。
そういえば
「真っ赤なウソ」とか
「赤っ恥」とかも
「赤」だ。
それぞれ「まったくのウソ」「明らかな恥」とすれば
意味が理解しやすい。
「赤いは明い」
勉強になった。
そんなことを考えていると、どんどん気になり始める。
「青写真」はなぜ「青い」?
「黄色い声援」はなぜ「黄色い」?
「白を切る」はなぜ「白い」?
などなど
ふだん何気なく使っている「色」のことば。
その色の意味について、気になったので
いろいろと調べてみた。
今日のエッセイはその調べた結果を、書く。
日々文章を書くnoterさんにとって
知っていて損はないことかと、想像する。
ひとつひとつ調べると、あんがい面倒なので
こちらの記事で
時短で情報を仕入れてもらえればと思う。
(めずらしく読者の為になることを書く「レア回」。)
まずは
見通しや計画を立てる場面で用いられる
「青写真を描く」という言葉。
なぜ「青い」のか。
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