見出し画像

年間200冊本を読むより、試して解決策を考える方が良いと思った話

つっぴー(@tuppy_osakacafe)です。

大学生の時は何個かアルバイトをしていました。そのうち、大学構内にある図書館で2年間いました。

それまでは普段から本を買って読むというよりは、話題になった本とか今必要かなと思う本を読む程度でした。

そして、読書の楽しさに気付き次々と本を借りては読んでいました。大学素晴らしい。

図書館で働いていた時

出たばかりの本が納品されて、装丁を主に行っていました。市販で本を買った時につけられるブックカバーではなく、シートで被うカバーをつけたり盗まれるのを防ぐ為の作業をしていました。

雑誌もつねに新しいのが納品されます。装丁する場所と貸出を行う場所は別だったので、貸出が可能になった状態で気になった本や雑誌はすぐ読みにいきました。

同じアルバイトメンバーも、本が嫌いという人はいなかったので本の話もして普段僕は読まなかった小説を読んだりしていました。

移動しながら読書

当時、色んな所に行ってみたいという欲がありました。学校が休みになる時は『青春18切符』で長時間電車での移動をしつつ読むというのが好きでした。平均鞄に4~5冊は本を持ち歩いていました。

一番読んだのは哲学とか思考法とか社会のジャンルだと思います。片っ端から借りては読んだ記憶があります。

その時は頭でわかったつもりでも、その本から得た知識を活かすような行動をしていませんでした

独自の意見と思考法

何百冊と読み進めると、『あれ、これ同じ事書いている』と思う場面が増えてきました。

これは僕が読んでいたジャンルでの話です。抽象的な言葉だと『行動した方が良い』とか『モチベーションが~』とか『相手を喜ばせる』とか。

自費出版でなければ、ある程度何らかの実績を出した人が本を出している事が多いです。過程があってこその結果ですが、結果を出せる人の思考法は似ているのかもしれません。

したがって、思考法と一部その人の過程である意見が混じっているという構成だと感じました。

完璧に仕上げた所で、相手はどうなのか

完璧に仕上げなくても良いという話ではなく、自分がこうだ!と思っている事と相手が求めている事は別という話です。

当時僕が読んだ本では『完璧に仕上げてからじゃないと、世の中に出してはいけません』みたいな事はほとんど書いていませんでした。

それよりも、『そこそこの出来で良いから一旦出してみて、また修正を加えた方が完成度を高められる』という意見が多かったです。

これも全てのジャンルに言える話ではないと思いはします。ただ、僕は本の影響もあり、この考え方は今も貫いています。

完成されていなくても良い

チャレンジをする人が周りに増えて、その時は楽しく思います。

そこで、『他人からの評価される経験の絶対数が少ない』と、何とも言えない所もあります。自分では微妙かなーと思っていても、いざ出してみたら『これすごいじゃん!』と言われます。今後販売する事を考えている方には『これはいくらで売りたいですか?』とツッコミを入れる時もあります。

誰かからお金を頂くという事でなければ完成されていなくても、良いなと思っています。こう書くと『誰かからお金を頂くなら完成していないといけない』と読み取れるかもしれません。そうではありません。

伝える側も、読む側も相違がない様に努めたいですが読む側も『誤認していないか』を考えながら読む必要はあるなと思っています。

今は新しい本を読む事はほとんどないのですが、昔読んでいた本を読むと『これはこういう意味だったのかもしれない』と再認識する事があります。この気付きもあるので、大体は試してから改善・改良するのが良いと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?