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ベストよりも、ベターを選ぶ方がちょうどいい

優柔不断なわたしにとって、選ぶことは大の苦手。

そんなわたしが「ベストよりも、ベターを選ぶ方がちょうどいい」という考えに出会ったことで、心がとてもラクになりました。


優柔不断な人は、人生ハードモードかも?


わたしは自他ともに認める、優柔不断な人間です。

子供の頃から失敗がこわくて、完璧主義。
何かを決めるときは、「損したくないし、失敗もしたくない…」と思ってしまうクセがあります。
そのため、無意識のうちに”ベストな選択”をしようとしてしまいます。

たとえば、
就職先を選ぶとき、美容院を選ぶとき、仕事で優先順位をつけるとき、お店でメニューを選ぶときなど……

人生を左右するような大きな決断はもちろん、日頃の小さな決断すらベストな選択をしようとしてしまうのです。

ところが、
ベストな選択をしようとすればするほど、悩む時間も長くなります。
その結果、だんだん疲れてきて、結局やる気がなくなってしまう…
今までずっと、そんな残念なパターンを繰り返してきました。

人生は”選択”の連続。
それなのに、”選択”することが苦手で、疲れやすい優柔不断な人って…、
人生ハードモードかもしれないと感じました。

ベストを選ぼうとすると、ハマってしまう罠

しかし最近、ある法則に気づくことができました。
それは、「ベストより、ベターを選ぶ方がちょうどいい」という法則です。

それからは物事がスムーズに進むようになり、心も軽くなりました。

一見すると、ベストを選ぼうとすることは良いことのように思えます。
しかし、わたしのように”優柔不断な人”がベストを選ぼうとする場合には、残念なパターンにハマってしまいやすいと感じます。

では、ベストを選ぼうとすると、一体どんなデメリットがあるのか?
実体験をもとにまとめてみました。

▼ベストを選ぼうとするデメリット

・選ぶ時間も労力も大きい。その分疲れやすく、やる気が出づらい。
・ベストな結果を期待する分、その結果に満足しづらい。
・ベストな結果を求める分、やるべきことが多く、ハードルが高い。
・悩んでいるうちに、チャンスを逃してしまう。

逆に「ベターを選ぼうとする」ことは、どんなメリットがあるのでしょうか?

▼ベターを選ぼうとするメリット

・選ぶ時間も労力も小さい。その分疲れづらく、やる気が出やすい。
・ベストな結果を期待しない分、その結果に満足しやすい。
・ベストな結果を求めない分、やるべきことが少なく、ハードルの高さがちょうどいい。
・フットワークが軽くなり、チャンスを掴みやすい。

わたしにとっての大きな気づきは、
ベストを選ぼうとしなくても、ベターな選択で自分が十分満足できる
と知ったことです。

「足るを知る」という言葉がありますが、まさにその通りだなと思います。

大事なことは、自分がどの程度で満たされるのかという、”自分だけの最低ライン”を知っておくこと。
そして、「自分だけの最低ラインを超えていればOK」という、ベターを選ぶことでした。

ベターな選択で、ちょうどいい人生を

人生は”選択”の連続。
だからこそ、”選択すること”自体がラクになればなるほど、人生はラクになると感じます。

わたしは「ベストよりもベターを選ぶ方がちょうどいい」と気づいたことで、選択することの負担が減り、とてもラクになりました。

それに、
「ベストな選択をしなきゃいけない」という”思い込み”も手放すことができました。
なんだか少し身軽にもなれた気がします。

自分にとってのベターを選択することで、
「自分にとってちょうどいい、心地よい人生」を歩んでいきたいです。

おしまい。

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