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October

B.league 2020-21season 開幕

どうも、先日の試合のブザービーターの際に近年稀な末脚を披露し、見事に仮病がバレた船生です。というのは冗談で、もうあのくらい走れるまでには回復していますので、ご報告までに。



10月、今シーズンがいよいよスタートしました。入場制限やマスク着用などその他、例年とは違う形ではありますが、無事開幕できたこと、選手として関わる全ての方々に感謝しています。開幕節は2連敗スタートでしたが、そこから8連勝で10月を終えることができました。

まずは難しい状況の中でも精一杯、共に闘ってくれたジェイソンに感謝とリスペクトを。試合出場はたった4試合だったかもしれませんが、夏の練習、プレシーズンとチームの為に尽くしてくれました。ありがとうジェイソン。そんな中、私はホーム開幕戦でかかとを怪我して、正直、何してんだよ。と落胆していました。今シーズンから琉球に加入した私にとっては1試合も無駄にしたくない気持ちがありました。ですが、怪我をして少し外からチームを見ていて感じたことは、「本当にみんな最高にかっこいい」タフなスケジュールに加え、怪我人も多く、非常にタフなチーム状況だったにも関わらず、闘う姿勢にチームメイトながら、心動かされました。勝負事なので勝ち負けはもちろんあります。ですが、闘う姿勢はコントロールできる部分であり、1番大切なことだと改めて感じました。Great Teamです。




先日、Twitterでも少し報告しましたが、福島南高校出身の四家魁人選手のアメリカ留学を支援します。彼との出会いは私が中学生の頃、彼の姉が父の指導するミニバスに入っていて、姉の迎えによくついてきており、当時は野球チームに入っていたので、野球のユニホームを着てシュートを放っていました。その様子はバスケを習っている同学年よりも遥かに上手く、そして、目が輝いていました。そんな彼に、君はバスケットをやりなさい。と誘ったのが始まりです。それからは、中学は私の恩師に高校では水野先生に、その他沢山の方々にご指導頂き、福島を代表する選手にまでなりました。そんな彼が進路を決める際、本人の意思は「アメリカに行きたい」の一点張りでした。これは父の教え子でもあり、私の後輩でもある、猪狩渉の存在が大きかったと思います。彼も私の父のミニバスから中学は私の恩師に、高校は能代工業に進学し、当時は試合にも出ていませんでしたが、スラムダンク奨学金に応募してアメリカに行く切符を掴みとりました。その後は地元の福島ファイヤーボンズでプレーし、今は海外でプレーするため頑張っています。そんな彼を近くで見てきたので、本人もアメリカに行くことが現実的だったのかも知れません。ですが、現実問題、問題は山積みでした。それに加え新型コロナウイルスの影響もあり、私自身どうすべきか非常に迷いましたが、実際にアメリカに行き、経験とコネクションを持った渉のサポートもあり、何とか先日アメリカに旅だって行きました。私が今の時代の高校生だったら、アメリカに行きたいと言っていたかも知れない。そう言えて、アメリカに行ける彼が羨ましいです。本場でバスケットの楽しさと厳しさを体感して、バスケットを通じて色々な事を学び、人として成長した姿を楽しみにしています。そして、福島県から、父の教え子からまたプロ選手が出ることを願い、出来る限りのサポートをしたいと思っています。



最後に、今シーズン沖縄でプレーするにあたり、すごく楽しみにしていたことがありました。それは、沖縄の母に、ホームでの試合を可能な限り見に来てもらい、少しでも楽しんで、元気になってもらえたらと考えていました。

沖縄の母とは、私の友人の母であり、沖縄で教員として、多くの生徒の為に尽くしてきて、還暦を迎えてもなお若々しく、ユーモアがあり、大変美しいお方です。しかし、一身上の都合でしばらくは見にこれそうになくなってしまいました。私が沖縄に来てからも、沖縄のことを教えてくれたり、1人暮らしの私にご飯を振る舞ってくれたり、ゲッターズ飯田の占いの本が面白いと教えてくれたり、色々とお世話なっていたので非常に残念でした。でも、ホーム開幕戦はギリギリ見に来れて、キングスのユニホームを着てプレーする姿を見せれて良かったです。いつになるかは未定ですが、次にまた見に来てもらったときにかっこいい姿を見せれる様、日々、ファイト!して、沖縄の母の帰りを待ち望んでいます。


それでは皆さん、Happy Halloween🎃

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