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【Basketball Mom】NBAユースキャンプ!

NBAのドラフトも終わり、いよいよこれからは「オリンピック」に向けて、日本も、世界も一気に熱がヒートアップするに違い今日この頃ですね。

インター通いの私の子どもたちは、すでにすっかり夏休みモードで、今年も2週間学校のサマースクールに参加。8月からハイスクールになる長男も、4年に上がる次男も、共にバスケットボールキャンプに参加しました。

NCAA1部のWeber大学に進学するナイル・ハウエットさんが、アシスタントコーチだったこともあり、息子たちはすごいテンションで2週間バスケしまくってました。長男に至っては、バスケの技術以上に、ナイルから高校生活でバスケを続けるあるいはもっと真剣にやっていくために何が必要かといったメンタル面での相談もしていたようです。また現在学校以外のチームでプレイする機会を求めているため、それについても色々と相談に乗ってもらった様子。技術面では、何故か「3ポイント」週間だったようで(笑)、最後の日に見にいったゲーム中では、怯まず打ちまくって入れていました。スリーは、まだ身長が170cmに届かない彼なりの策でもあるようです。

NBAユースキャンプ

さて、今回はNBAの各チームが開催しているユースキャンプについて、あまり日本では話題になっていませんが、ちょっとググったら、こんな記事を発見。

はっきり言います。

「派遣」まで大袈裟なことにならなくても、保護者やコーチが目を見張って、お金を出して、申込さえすれば、「誰でもユースキャンプは参加できます」。もちろん、英語力や現地での生活はどうするんだ?ということはあると思いますので、今後多くの日本人ユースアスリートにもガンガンチャレンジして欲しいという思いを込めて、私の経験談やちょっとしたTipsを綴っていきたいと思います。

ユースバスケットボールガイドライン

各NBAチームは、NBAとUSA Basketballが定める「ガイドライン」を使って、ユース(U12からU18)のキャンプやクリニック(1日〜)を構成しています。ちなみに、このガイドラインには、年齢に応じた適正の「練習時間」や「ゲーム量」が週単位で書かれています。キャンプやアカデミー(日本でいうスクールに当たります)の目的や気を付ける点についても書かれていますので、目を通しておくとめちゃくちゃ理解度が上がります。

夏休みの長い米国では、子どもたちが思い切りスポーツの経験値を上げる機会にもなるので、男女ともにスポーツ系キャンプは大人気です。

ちなみに以前、私もこんなnoteも書いています。

NBAチームが、ユースキャンプを開催する目的

NBAの各チームがこのユースキャンプを開催するにはいくつかの目的があると、昨年「Lakers Camp」に参加したことで気が付きました。

・チームのファンであるコミュニティー作り
・新しいファン層の育成
・年齢層の高い(U18)ユースプレイヤーからのリクリーティング

まず還元という点で言うと、チームグッズの配布や、ゲストを招いたレクチャーなど、バスケが好きになるためのコンテンツが盛りだくさんで用意されています。子どもたちだけでなく、親も一部参加できることで、このエキサイティングな状況の当事者になれる喜びを感じることができます。

さらにキャンプを通じて、元NBAプレイヤーが登場したり、実際チームのトレーニングを担当しているトレーナーが指導にやってくることもあり、テンションは最高潮になります(Lakers Campの場合)

その結果、子どもたちはすっかりチームのファンに育っていきます。

その上で、一番驚いたのが「リクルーティング」。実際にLakers Camp出身者で、NBAプレイヤーになった選手もいるらしく、一番年齢層が高く、技術が求められる高校生のディビジョンは、かなり高いレベルのプレイ内容を求められる上、参加していた子どもたちの中には、「オーストラリアU18」という子もいて、彼らはキャンプを通じて、リクルーターに顔を売るために参加していました。トルコ、中国、ロシア、メキシコなど、海外からも参加いている子どもたちが多いなぁという印象があります。

キャンプのコーチたちも、普段別の国や国内の高校で指導をしている人もいれば、もっと若く、大学の一部リーグでプレイしていて卒業したばかりのコーチもいました。

また次回以降でもっと詳しくLakers Campについて書いていきたいと思います。またこの夏はClippers主催のキャンプにも参加する予定なので、両チームの比較なんかもできたらいいなと思っています。

まずは下記ユースキャンプリストをご覧ください!名前、チームによっても、内容や開催頻度などもばらつきがあります。歴史の長さも色々ですし、NIKEやPRIMEのような外注先が、キャンプをホストする場合もあれば、Lakersのように、自分たちのオリジナルコンテンツを売りに、毎年ファンを集めているチームもあります。

場所によってはまだこれからでも申込が間に合うところもありそうです!

NBAユースキャンプリスト

各チームのNBAユースキャンプリスト名、リンクを張っています

【Pacific Division】
サンフランシスコ(ゴールデンステイト)
Warriors : Warriors Basketball Academy
ロサンゼルス
Clippers : Jr. Clippers Camp
Lakers : Community Camp Lakers
フェニックス
Suns : Jr. Suns
サクラメント
Kings : Jr. Kings

【Southwest Division】
ニューオリンズ
Pelicans : Jr. Training Camp
テキサス(ヒューストン/ダラス)
Rockets: Jr. Rockets Camp
Mavericks : Camps
サンアントニオ
Spurs : Spurs Sports Academy
メンフィス
Grizzlies : Youth Basketball by NIKE

【Northwest Division】
デンバー
Nuggets : Nuggets Academy
ミネソタ
Timberwolves : Timberwolves & LYNX Academy
ポートランド
Trail Blazers : Ripcity Hoops
オクラホマ・シティー
Thunder : Thunder Youth Basketball
ユタ
Jazz : Jazz Youth

【Atlantic Division】
ボストン
Celtics : Jr. Celtics Academy
ニューヨーク/ブルックリン
Nets : Brooklyn Basketball 
Knicks : Jr. Knicks Camp
フィラデルフィア
76ers : Jr. 76ers 
** 日本からアクセス制限あるかも。こちらのインスタで様子確認できます。
カナダ/トロント
Raptors : Raptors Basketball Academy by PRIME

【Central Division】
クリーブランド
Cavaliers : Cav Youth
シカゴ
Bulls : Bulls Kid Nation
ミルウォーキー
Bucks : Bucks Summer Camp
インディアナ
Pacers : PAC Basketball Camp
デトロイト
Pistons : Pistons Academy

【Southeast Division】
アトランタ
Hawks:Jr. Hawks Camp
マイアミ
Heats : Jr. Heats Camp
オーランド
Magic : Youth Basketball Camp
ワシントン
Wizards : Jr. Wizards Camp
シャーロット
Hornets : Hornets Hoops

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