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Article of the Day! 今や企業も、社会問題への態度や行動が求められる

おはようございます。7月に入り、世界情勢はあまり芳しくないのに、今日は梅雨の合間の良いお天気で、気持ちは少し晴れ晴れしています。

自称スーパージェネラリストのライターが、国内外の記事からピピッときた1本を紹介するArticle of the Day!今日は、友人でコピーライター出身のクリエイティブ・ディレクターである曽原剛くんが、6月初めに書いたアフリカ系アメリカ人にまつわる人種差別問題について書いたアドタイの記事が、よくまとまっているなと思ったので、共有したいと思います。

彼とは大学の同期で、でもよく話したり、家族で交流を持つようになったのはお互いがLA に移り住んでから。彼らは一度日本に帰国しましたが、2年ほど前に再びLA に戻った組です。共通の友人も多く、剛くんは趣味もセンスもいい(笑)遊び方や飲み方も似ているところがあるので、私も夫も、彼ら夫婦と交わるのはとても楽しいと感じています。今はなかなか会えませんが、、、。

この剛くん記事の中で、私は一番共感を得た部分はここです:

広告としてだけでなく、これまで以上に多くのブランドがPRや声明を通じて、彼らがいかに真摯にこの問題を捉えて対応していくかを発表しました。総じて言えるのは、「行動」を伴わない口だけのブランドは批判を浴び、「行動」を伴うブランドは支持されるという構図があります。この際の批判とは、社外からの批判のみならず社内の社員からの批判もあることがポイントです。そしてここでいう「行動」とは、「アフリカン・アメリカンの雇用を増やすこと」だったり「支援金を寄付すること」だったりします。

従来では、こういった社会問題に対する態度や行動が問われるのは、政府や公共機関のみだったのですが、今回のように、より会社やブランドにも求められるようになったのは、新たな動きだと感じました。考えられる理由としては、「なかなか変わらない・変えられない」政府よりも、自分たちが働いている会社やブランドから「変えていく・変わっていく」ことの方が、より早く、効果的だという意識と狙いがあるのではないかと思います。

米国では大きなプロテストは収束しつつあります(それ以上に新型コロナの広がりがここにきてかなり半端ない状態にあるので、それどころではない状態なのかなと思います)

でも、剛くんがまとめているように、これからは「社会問題に対して、企業がはっきりとしたステートメントを求められる時代になった」というところです。そして、ひいては一人一人の個人が、自分の確固たる意思を持って行動することが求められるのではないでしょうか。「なんとなく」とか、「適当」とかじゃ、あっという間に吹き飛ばされてしまう時代の到来です。

一方で「たった一人の意見、意思が、変革のきっかけになる」という点で、十分闘う武器になるうるわけです。ちょうど、朝から「瀧本哲史」さんの『2020年6月30日にまたここで会おう』の特設noteを読んだばかりで、ふつふつと燃え始めた私です。まだ一部しか読み切れていませんが、さらに読んで学んで自分をもっと武装したいと思ったのでした。


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