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お金稼ぎは汚いと思っている人へ

みなさん、お金稼ぎしてますかー?今日は「お金稼ぎは汚い」と思っている人に向けた記事です。

私は昔、「お金稼ぎは汚い」と思った事があります。なぜかはわかりませんが、多分テレビの影響でしょうか。悪い社長が安月給で従業員をこき使って、大金をせしめるみたいなシーンがあったからでしょうか。はたまた、大金を手にしたせいで人生が狂ってしまったみたいなシーンがあったからでしょうか。

なんとなく、お金稼ぎってやりすぎると良くないなー、なんて思ったりしていました。

お金稼ぎは、需要と供給

お金稼ぎは、商品・サービスの対価にお金を得る事で成り立ちます。つまり、商品・サービスを提供しなければなりません。また、この商品・サービスは「お金を出してでも欲しい」ものであります。

つまり、購入者は「この商品を売ってくれてありがとう!はい1000円!」と喜びながらお金を払うわけです。だって、それはお金を出してでも欲しいものだったんですから。

このシンプルなやり取りのどこに、汚さがあるのか疑問です。むしろ感謝される綺麗な事です。

私は汚らしい外観の町中華が好きなのですが、お店に入って食事をするたびに「あぁ、まだこの町にこんな素敵な食事をさせてくれる場所があったんだな。ありがたい。」と思いながらお金を払います。

お金稼ぎを意識しなかったから失敗したこと

私はお金稼ぎを意識しなかったが故に失敗したことがあります。これは私が起業した時の話なのですが、詳細が気になる方は別記事で見てください。

あったら面白そうなWebサービスを思いついた私は、友人にその話をして一緒にそのWebサービスを作る事になりました。それは、交流会などのイベントを告知することができて、知り合った人の紹介文を匿名で書くことだけができるSNSサービスです。悪い行いをするとすぐにバラされてしまう仕組みにすることで、良い行いをする人が増えたら良いなと思って作ったサービスです。

このWebサービスを作るのにはそこそこの時間がかかりました。仕事がない休日に友人と集まり、1Kの狭い部屋でセコセコとプログラミングしてました。二人が費やした時間は200時間くらいでしょうか。単純に時給2000円で計算しても40万円分の作業がそこにはありました。

しかし、このWebサービスにはお金を得る仕組みの部分が全く考慮されていませんでした。サイトにユーザーがたくさんいないとイベントの告知がされても人が集まらない。かといって、ユーザーを集めるためには広告を出すなどお金をかけないとなかなか難しい。

結局、お金稼ぎの仕組みが無かった事で、このWebサービスは日の目を浴びること無くクローズしてしまいました。私も友人も、タダ働きです。もしお金を稼ぐ方法を私がもっと意識して勉強していたら、友人に報酬を支払う事もできました。サービスを使う人から「面白いサービス作ってくれてありがとう!」という喜びの声を聞くことができたかもしれません。

この失敗から、私は収益化をとても意識するようになりました。
利益は『あることが大前提』だったのです。

みなさん、お金稼ぎ、意識してますか?会社にお金があれば、給与やボーナスを増やす事もできるし、コロナで仕事が無くなっても社員を首にしなくて良いし、必要な人に寄付する事もできるし良いことづくめです。

全員が「お金稼ぎ」ができるビジネスパーソンになったら、日本の未来は安心です。

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