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まだ、酷暑の最中に、秋の気配を見つけてきました💖

酷暑、お見舞い申し上げます。

また、沖縄と奄美地方の皆様、台風による被害が少しでも小さいこと、心よりお祈りしておりますm(__)m💕💛


さて。今日、買い物に出ました。朝の9時前には出たんですが、すでに照り付ける日差しと、高温。しかも、前日にはなかなか気持ちよい、強めの風が吹いていたのに、今日は無風です。余計暑い(>_<)

首に手ぬぐいをまいて、汗をふきふき、歩いてゆきました。朝から、にぎやかなせみ時雨。それでも、「今年は、セミ少ないなぁ・・・」と、私は感じています。地中の温度も高くなって、幼虫も息絶えたのでしょうか。

セミは7年、幼虫として地中で過ごす昆虫です。7年前の夏、私は職場で脱臼骨折した影響で、不自由になった右手のリハビリに通っていました。歩いて15分程度の総合病院でしたから、やはり、汗をかきつつ、毎週通っていたんです。あの頃、もっとセミはうるさかった気がするんですが、ねぇ・・・・・。

そう思いつつ歩いていた私が、「え?」と耳を疑って、足を止めました。

「ツクツクボーシ! ツクツクボーシ!」

そういう声が聴こえたからです。しかも、弱弱しくはない。はっきりくっきりとした、力強い声です。

”キターーーーー!!!”と、思いました。ツクツクボウシは、晩夏から秋に活躍するセミです。このセミが鳴き始めれば、秋はそう遠くはありません。どんなに、今暑くても。

そう思うと微笑が浮かんできました。本来は夏が大好きな、寒がりの私ですが、ここ数年の酷暑には完全にKOされています。秋が来るのを、一日千秋の思いで、待ちわびているのです。

そんな私を勇気づけてくれる存在に、少し歩くと再び出会いました。トンボです。しかも一頭ではなく、何頭も飛んでいるのです。

「ちょっと、あんた、トンボなら夏でも、ブンブン飛んでるわよ!」

そういう声も聴こえてきそうです。はい。私が生まれ育った香川でしたら、そうでした。小さなイトトンボから、大きなオニヤンマまで、真夏にブンブン飛んでおりました。虫取り網を持って、虫かごを肩からぶら下げて、夏休みに随分トンボも追いかけたものです。

しかし、今住んでいる千葉県の松戸市の、ことに我が家がある地域には、水辺と呼べるものがないんです。歩いて30分ほどのところに大きな公園があり、そこにビオトープを作っているようですが、そこまでいかないと水辺に出会えません。川も池もないんですね。

このため、強い日差しでカラカラになる真夏にトンボを観ることはまずありません。トンボが観られるということは、暑さが和らぎ、雨も少しは降るようになったため、トンボがやってこられる陽気になったことを意味します。もちろん、これはここ10年余りの私の生活実感から来るものですから、正しいかどうかはわかりません。

数日前、やっとまとまった雨が降ったので(7月6日以来の雨だったそうです)、トンボがやってこられるようになったようです。トンボたちが飛んでいる場所は、里山と鎮守の森の境目にぽっかり空いた平地です。里山を管理している方々が、この土地の世話もなさっているようで、空き地だけれど、適当に樹木もあり、草も茂っています。いわゆるやぶ蚊などが、たくさんいるんでしょう。

もちろん、雑木林もありますから、野鳥も林にはいるはずです(鶯の自棄気味の声も、聴こえていました。帰りには、もう鳴いていませんでしたが)。そこには、豊かな食物連鎖が出来上がっているんでしょうね。

ツクツクボウシの声が聴かれるようになり、トンボも飛び交うようになった。それは、間違いなく秋の気配なんですね、私には。来週には、台風の襲来もうわさされています。被害は困るのですが、台風が来て、いくらかでも熱を冷ましてくれたら、季節は一段進むのでしょう。来週の火曜日は、立秋ですものね。

ただ。そうは申しても、この酷暑です。秋の使者たちが、短い寿命で終わりはしないか、と、いささか危惧していたりします。彼らが何とかしのげる暑さまでに和らいでくれること、切望している私です。

買い物の帰り、のどが渇いて困りました。家で、こまめに水分を摂っているので、身体がそういう具合になっているのかもしれません。気をつけねば💦

見出しの画像は、気が早いのですが、秋の雰囲気が欲しかったので、いただいてきました。こうした見事な紅葉までは、今しばらく時間が必要ですけれどね。

熱帯夜も、厳しいですね。皆様、くれぐれもご自愛くださいませm(__)m💕💛良い週末を、お過ごしくださいますように。

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