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ランニングと仕事と家族の時間

僕がランニングを始めたのは8年前のこと。連日の食事会(仕事、プライベート含む)による暴飲暴食によって、30歳を目前にして僕のお腹はまるで高松塚古墳みたいな有様になっていた。

当時は、ちょうど妻と付き合い始めた頃で、妻がランニングを習慣化していたこともあり、僕はダイエットのために一緒に走ったのがスタートである。

最初は3キロくらい。慣れたら5キロと少しずつ距離を伸ばしていき、10キロを無難に走れるようになった頃、思い切ってハーフの大会に出場。大会で走り終わった後の達成感が、当時、仕事でくすぶっていた僕の自尊心の空白を埋めてくれるように感じ、走ることにのめり込んでいった。

一方で、人生のステージもどんどん変わっていく。僕も妻と結婚し、子供ができた。子供が出来る前は好きな時間に走っていたが、子供ができてからは「走れる時間」に走ることにした。

今は休日は朝5時に起きて走っている。我が家の生活リズムだとこれが一番良い。妻と子供が起きてくる時間が9時頃だから、家に帰って朝飯を食べて、洗濯機をセットする位の時間はあり、起きてきた2人に笑顔で「おはよう」と言える。妻にも迷惑はかけてない。たぶん。

ただ、休日の日中、少しでも眠そうにしていると、妻から「育児に休日はない」と指摘が入る。「すみません、ごもっともです」と思う日々である。

とはいえ、ランニングは僕にとっての活力の源だ。仕事に対して悶々としている時も、走る時間は自分と向き合い、思考がリセットできる。これからも長く付き合っていきたい趣味だ。ランニングを楽しむきっかけをくれた妻には感謝しかない。本人は僕とランニングを引き合わせたことを後悔しているかもしれないが。。。

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