平和な時代？
リーチ麻雀NGでの麻雀言葉についての話
前話の続きのではありません。
赤牌・一発・裏のお気持ちが500時代の話
いろいろなお客様が遊んでいるという事で、言葉遣いが丁寧な方も居れば
かなり独特な方も居ました。
ワシが勝手に
”満州おじさん”と心の中で呼んでいた方が居ました。
実際に声に出した事はありません。
言ったら怒られてしまいそうな雰囲気の方だったのです。
このおじさん、40代後半から50代前半くらいに見えた方なのですが、
満貫をツモると必ず
「ヨシ、満州！！2枚」
と”ヨシ”必ずつけて申告されます。
そして、満貫ではなく”満州”
また、リーチ・ピンフ・ツモ・赤1みたいな手をツモっても
「ヨシ、満州！！1枚」
と申告してしまいます。同卓者から、点数修正されるのですが、
ピンフ・ツモ時の点数計算が、若干苦手のようでした。
だけど、不思議なのは
子供の”時は間違えるけど、親の時は
”2600通し”
と間違いなく言うのです。
正直、これワシの頭では理解不能でした。
今でも理解出来ません。
それと、もうひとつ満貫未満のツモ和了時には
”ヨシ”がつきません
どうやら、満貫以上の時に
”ヨシ、満州”
みたいな感じで言うのです。
満州とだけ言う方は、何人か見た事ありますが、
ヨシといつも付けるのは、このおじさんだけ
2000-4000という申告は、このおじさんからは
一度も聞いた事がありませんでした。
さらに、このおじさん
跳満のときに、”ヨシ、満州”と申告する事も多々ありました。
満州が、よほど好きなのかも知れません。
この時、周囲は訂正しません。
誰も・・・・
ワシが初めてこのおじさんと同卓した時に、訂正しようとしたら
同卓他者が
「ぷくちゃん、しなくていいんだよ」
、みたいな目つきでワシを見て来てスルーしました。
当時19歳のワシには、ちょい罪悪感がありましたが・・・・
今のノーレート麻雀では、ほぼ有り得ない事です。
で、ワシなりに満州おじさんの申告で出した結論が
ピンフが嫌いなの？
あくまでも推測なので・・・
関西の方では、ツモ・ピンフの計算方法が違うみたいな事を
当時聞いた記憶もあるのですが、それならば
なぜ親の時には間違えないのか？
永遠に解けない謎でした。
ちなみに、文章中に出てきた
”2600通し”
この”通し”
この時代、結構使っている人が居ました。
「2000通し」
みたいな感じで
ワシは”オール派”でしたので通しは使いませんでしたが
今の時代に
「ヨシ、満州」
と言ったら、
”マナ悪”とか”煽りオヤジ”
などと言われて、すぐにツイートされてしまうのだろうか？
当時は寛容だったのか、ルーズだったのかは判らないが、
それなりに楽しい時代であったのだけは、間違いない事実だった。
ぷくぷく
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