ファンクの“販売・営業代行事業”が、クライアント・パートナー・自社全てにメリットを生む【事業紹介No.5】
皆さんこんにちは、今回も株式会社ファンクの代表 廣田章氏にインタビューした様子をお届けします。
事業紹介第5弾目となる本記事では、販売・営業代行事業についてご紹介します。
弊社で一番最近立ち上げたのが、“販売・営業代行事業”です。事業内容はもちろんのこと、立ち上げの経緯や今後の展開についてもファンク編集部が詳しくお話を伺ってきたので、ぜひご覧ください!
【インタビュイー:株式会社ファンク 代表取締役 廣田 章社長】
ファンクが行う販売・営業代行事業
Q.ファンクでは、どんな販売・営業代行事業を行っているのか教えてください
ファンクでは、サービス・ツールを提供している企業様や、新しいアライアンス先を探している方々に対して、クローズドで販売・営業代行事業を行っています。
実際にどんなことを行っているのかというと…
パートナーやクライアント企業のニーズや悩みに応じて、僕なりに最適だと思う他社のサービスやツールを比較検討した上で、それぞれの強み・弱みとあわせてご紹介しています。
Q販売・営業代行事業をクローズドで展開している理由は何ですか?
クローズドで展開している理由は2つあります。
1つは、現状オープンで展開するほどのリソースがないからです。
そして2つ目の理由は、他社のサービスを僕(ファンク)経由でご紹介した方がいいかどうかが、企業や課題のケースによって異なるためです。
要するに、僕やファンクのことを既に知ってくださっているお客様だからこそ「ファンが勧めるサービス」、「廣田さんがうちの会社にとって良いと思って紹介してくれているツール」という観点に価値が生まれ、必然的にクローズドでの展開になるのだと思っています。
コロナ禍に増えたニーズがきっかけで事業化したのが“販売・営業代行事業”
Q.なぜファンクで販売・営業代行事業を行おうと思ったんですか?事業立ち上げの経緯を教えてください
販売・営業代行事業は、コロナ禍がきっかけで立ち上げました。
弊社が前々から行っていたコンサルティング・マーケティング支援では、主に売上を上げたり、営業利益を増やしたりするお手伝いをしています。これは多くのクライアント様が、事業をより大きくしたいとか、もっと規模の大きな会社にしたいと考えているからこそ、ご相談いただく内容です。
ですがコロナ禍になって、今まで多くあった「売上を上げる」、「利益を増やす」というニーズが大幅に減りました。そして、一時的に事業を縮小してしまったとしても社員や会社、事業を守るために営業利益を担保しないといけない、会社のお金を減らさないようにしないといけない、といった現状維持を考える企業が増えていったんです。
そのため、我々ファンクがクライアント様からご相談いただく内容もコストカットを目的としたものがメインとなりました。さらに弊社も無駄を省くという視点で、多くのサービス・ツールを僕なりに調査、比較検討し、クライアント様ごとにベストなものをご提案(ご紹介)するといった仕事を多く行うようになったため、事業として立ち上げることにしたんです。
Q.コロナ禍がきっかけということは、割と最近立ち上げた事業ということですね!
そうです、ファンクの中で一番新しい事業になります。
また、こうした経緯で立ち上げている事業なので、クライアント様の現状(内情)を把握し、様々なサービス・ツールを比較した上で商品を紹介する僕自身に、一般的な営業マンよりも幅広いノウハウが蓄積していきました。
これはファンクの販売・営業代行事業の魅力でもあり特徴でもあります。もっというと「クライアント様にとってこのツールのここが良い(悪い)と思います」といった個人の意見も伝えますし、僕なりのフィルタリングを通してご紹介すること自体に価値が生まれました。
提携しているツール・サービスの多くを、ファンクでも導入・使用してからご紹介している
Q.これまで実際に販売・営業代行事業で扱ってきたサービスやツールって、どんなものがあるんですか?
例えば勤怠管理や人材評価管理、交通費管理といった社内管理システムなどをご紹介してきました。大きな会社さんでいうと、メインの決算システム及び、クレジットカードや支払い請求のフローを統括するツールやサービスなどを。もっというと営業利益を最大化するために、企業にあった一部行政のサービスを活用した助成金や、節税に該当するような資産を守る仕組等々、本当に様々なものをご提供(ご紹介)してきました。
しかも、ツールやサービスを提供している会社さんに僕が直接話しを聞いて、その商品の概要をしっかりと把握した上でご紹介している点も、クライアント様に評価していただけているようです。
(大体の数にはなりますが)ファンクが現在提携させていただいているツール・サービスは約150〜200ほどになります。
まだまだ少ない数なんですよね。もちろん、今後今までになかったクライアント様からの相談事があれば、提携するサービス・ツールは永遠に増えていくでしょう。
ファンクで扱う商品が増えることによって、弊社自体も事業が行いやすくなりますし、新しいクライアント様の相談にも乗りやすくなるのではないかと考えています。
Q.クライアント様にとって最適なサービス・ツールを探す中で、ファンク(自分達)でも使ってみたいなと思う商品はありましたか?
相談や依頼をいただいてからツールやサービスを調べることの方が少ないですね…!
コロナ禍がきっかけとなり販売・営業代行の事業を立ち上げましたが、前々から企業・事業運営に役立ちそうな(関連しそうな)ツール・サービスに関する情報はいつでもキャッチできるよう、常にアンテナを張っていましたから。
僕にとって情報収集を行うこと自体が趣味というか、ライフワークなんです。
身近なことで例えると分かりやすいですかね。
皆さんは定期的に全通信会社の全料金プランを見比べていますか?
ここまでする人ってなかなかいないですよね...! 実際スムーズに日常生活が送れていて、携帯も普通に使えていたら、改めて選択肢を設けて選ぶという作業を繰り返す人は、やはり少ないでしょう。僕はそうした現状がうまく回っていたら中々手を付けない領域の情報も常にキャッチしているので、「無駄がないか今の状態を見直したい」と考えた方々のお手伝いができるんです。
ファンクの販売・営業代行事業が「人気」と「信頼」を得ている理由
Q.ファンクの販売・営業代行事業の魅力(アピールポイント)を教えてください
魅力は2つあります。
1つは、細かいことが気になったり、厳しい基準で物事を選別したりする僕の性格が、様々なリスクやリターン、パフォーマンスやコストを見定めている点です。
2つ目は、自社でもクライアント様にご紹介する商品の多くを、ファンクでも少なくない費用をかけて実際に使用している点です。
「余程の導入者数(実績)がなければ、自社で使用してからでないとご紹介しない」と決めているんですよ。理解しきれていない商品を、大事なクライアント様にご紹介するなんてしたくないですし、するべきではないと思っているので。
扱う商品数が増えていくことを踏まえて考える、今後の事業展開
Q.ファンクの販売・営業代行事業の今後の展開について教えてください
当面は今まで通りクローズドのまま展開していくつもりですが、提携する企業やサービス、アライアンスを組んでいく数はどんどん増やしていきたいなと思っています。
ただ、これ以上扱う商品が増えてくると、何かしらのプラットフォームまではいかないものの、システムを用いて比較検討しやすくする、またはマッチングが生まれる場を提供できるようにしなければいけないと考えています。
ーー確かに扱う商品が今以上に増えたら、システム化しないと廣田さんがもう一人ないし、もっと欲しいってなりそうですね…!
はい、僕の頭の中にあるものだけが価値になるのは良くないですからね。
だから、扱うツールやサービスの数を増やしていきつつ、その中から最適なものを絞り込みやすくするとか、より最適な解が僕の能力に依存せずに出てくるようにするっていう点は改善していかなければいけないなと考えています。
Q.最後に今回の記事を通して、読者の皆さんに伝えたいことはありますか?
ファンクの販売・営業代行事業は、次々に出会うツールやサービスについて分からないことは徹底的に調べ、僕なりに「お客様にとってなぜ最適な提案だと思っているのか」を真摯に伝えながら行っています。
また、その考え(紹介内容)に至るまでの背景と合理的なメリット・デメリットが、本職がコンサルタントであるがゆえ、十分に伝えられているんじゃないかなというのが、この事業の軸にあります。
ただファンクがこうして販売・営業代行事業を行えているのも、良いプロダクトを作って提供されているベンダーさんや事業会社さんといったパートナー会社の企業努力があるからこそです。
ーーパートナー企業あってこその事業ですね…!
その通りです。
ですがクライアント様の要望を受けて、ベンダーさんやパートナーさんから、商品を紹介してもらうばかりではありません。時には、パートナーさんの商品がより良くなったらいいという想いの元、ツールやサービスの機能改善や販売方法、価格などについてダメ出ししたり、アドバイスをしたりしています。
だから実は、新サービスを作ろうとしているベンダーさんから「一回意見を聞かせてください」とか「こんなサービスを作ったら廣田さんは販売してくれますか」という相談が来ることもあるんです。これはすごく幸せなことですし、販売・営業代行事業における一番のファンクの価値なんじゃないかなって思っています。
ーーこの世にまだない商品について、パートナーさん、ベンダーさん側から相談がくる場合もあるんですね…!
僕としては、やはり良いツール・サービスをクライアント様に導入してほしいし、良い商品が世の中にもっと増えてほしいという想いが強いですからね。だから、時間もとられるし、報酬がなくても、意見やアドバイスが求められればお答えするようにしているんです。
もちろんファンクにとっても、パートナーの方々が作る商品がより良いモノになってくれたら、新しい良いモノができたら、販売代行を行いやすくなるというメリットもありますよ。
もっというと単純に、「僕だったらこうする」というのを考えるのも好きですし、考えていることがビジネスに繋がるように日々努力しているので。そうした結果、クライアント様、パートナーさん・ベンダーさん、ファンクの全員にとってメリットが生まれる事業になっていたらいいなと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のファンク記事もお楽しみに…!
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