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転院を考え始める

なんだかハプニングと言っていいのか、ボー病院での色んな事が積み重なり、まだ一回目の採卵も移植も終わってないけれど、もし全部ダメだったら?の時の事を考え始めました。

この時点でもなお、劣等不妊治療生の私は、自分で色々勉強する事を避けていました。

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めんどくさいとかではなく、のめりこむ事が怖かったのです。

不妊治療の沼にはまらないように、どこか冷静にしていないとと、自分の性格上、どっぷり行くと、破滅的に心が追い込まれてしまう。そっちの方が不安でした。

とは言え、不妊治療の先輩たちのブログなどはよく読んでいたので、色んな病院があって、病院によって色々違うらしいということは知っていました。

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だけど、不妊治療をしていることを、友人にも話していなかったし、この時は治療をしている友人もいなかったので、自分の今通っているボー大学病院がどんなレベルなのか、ここまで起こってきたハプニング等はありがちなのか、客観的判断もできなかったのです。

それでも、すでに心の中にもやもやは生まれていました。

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病院側からすれば、もしかしたら私はトラケの手術歴もあるやっかいな患者なのかもしれないし、そうでなくてもただの患者の1人ではあるんだけど、こっちからすると、大金をつぎ込んでそこに賭けている以上、ただの患者の一人じゃ困るのです。

とにかく成功させたい患者と思ってほしい。それはもちろん、不妊治療をしている1人1人に対して。

だけど、この病院の先生達を見ていると、本当にそう思ってくれているのかなとも感じ・・・患者”さま”とか言われちゃうかもしれないけれど、色んな先生が親身になってガン治療をしてくれたように、おんなじような情熱を不妊治療にも求めたい。

質問をしても「ふ~ん」しか返してくれなかったり、排卵の見分けがつかなかったり、注射間違えられそうになったり、痛い内診をされたり・・・全部困るのです!!

まだ採卵すらしてないじゃんって時点で、その先の事を考えるのは、すなわち自分の治療や成功も信じてない事になるけど、それでももんもんとしながら通院をするようになっていました。

まぁ、もしかすると全部、私と言う運のなさの塊な人間の招いた、稀過ぎるハプニングだったのかもしれないけど。

そんな気持ちを旦那のシロー丸に話すと・・・

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大学病院って言う仕組みから、まぁそうなのかもしれないけど。でもセレナの場合、手術もしているのだし、他の病院では受け入れてもらえないかもしれないし、ボー病院に今は頼るほかないんじゃない、という返事が返ってきました。

とりあえず、まだ採卵も移植もしていないんだし!ってことで、その話は終わりましたが、結局、一度生まれた不信感は消えず、この後もあらゆることに不満を抱くこととなってしまいました。


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