マガジンのカバー画像

不妊治療 その他

37
不妊治療での検査の様子や予想外の出来事、辛かった事、そしてダークになった感情などなど、治療以外の任活を巡る出来事を書きました。
運営しているクリエイター

記事一覧

自分の理想のクリニックに出会えた!?

自分の理想のクリニックに出会えた!?

少し、ご無沙汰しておりました。

再び不妊治療記録、再開します。

モーニンクリニックの説明会が始まりました。

説明会会場は、クリニックの上の階にあり、会場に入ってびっくり。

大会議室の広さで、説明会に来た夫婦も、軽く30組は居たと思います。もちろん、一人参加の人も数人。

資料もかなり厚みがあるものを渡され、説明会だけど、不妊治療に対しての勉強会も兼ねている感じでした。

そして始まり、スク

もっとみる
あの子を産む!そして次のクリニックへ

あの子を産む!そして次のクリニックへ

ゴリラ先生の言葉に励まされ、愛犬桜の看病を、不妊治療と併行しながらも、最期まで出来る限り楽しくやり遂げようと決めました。”楽しく”そしたらきっと、愛犬にもその楽しさが伝わるはずだから。

それでも神様は、なーんにも叶えちゃくれなかったけど。

桜が亡くなる一週間くらい前に夢を見ました。それは、独身時代に、ずっと私を支えてくれていた先代の愛犬の子の夢でした。15歳で天国へ行ってしまったあの子の夢を今

もっとみる
みんなおんなじところで

みんなおんなじところで

前回の続きです。

4回目の移植周期は愛犬、桜の看病が重なり、かなり忙しい状況となってしまっていました。

桜は、日中は入院する時もあったのですが、症状が落ち着くと毎日注射だけを打ちにどうぶつ病院へ行き、あとは家で看病をすることになりました。

病気のため、ごはんの種類も変わり、食べさせなきゃいけないごはんの量もノルマがあったため、二時間おきくらいにごはんを食べさせて、私は自分の通院(しかもオタク

もっとみる
ツンデレな獣医師さん

ツンデレな獣医師さん

あんまり治療していることを、周囲の人には話していなかったので、優しい言葉の方が少なかったってことは、以前にも書きましたが、その時に書いたミャンマー人のパグ・ウーさんに続いて、思いも寄らず、私を励ましてくれる言葉をかけてくれた人がいました。その人の話を書きます。

愛犬の桜が闘病中のことです。

毎日どうぶつ病院に通院をして、点滴を打ってもらうのが桜の日課でした。

いつもは違う先生が担当してくれて

もっとみる
しぶといワンクリノンゲル

しぶといワンクリノンゲル

オタククリニックで、移植前から判定日まで毎日使うように渡された膣薬、ワンクリノンゲルですが、この薬が厄介だったと言うか、びっくりしたことがありました。

それは、オタククリニックでの一回目の判定日から数日後のことでした。

普通に街歩きしている時に、なんだか違和感を感じたのです。

タンポンがうまく入らなかった時のような異物感がちょっとありました。(昔、使用してた事があったけど、今はもう全然使って

もっとみる
不妊治療はどれだけ女性の痛みが

不妊治療はどれだけ女性の痛みが

今度の甲状腺の病院は、アイアイ病院とは違って慎重に診てくれました。

おかげで体調もちょっとずつ元通りになってきて、体もまた楽になりました。

でも、強過ぎた薬で荒れてしまった数値は、また安定させるのも時間がかかるらしく、結局チラージンもまたいずれ飲まなくてはいけなくなると思うとの話でした。

甲状腺の数値上も、まだまだ不妊治療再開にOKは出せない数値らしく、相変わらず、治療はストップしたままでし

もっとみる
自分に必要な不妊治療が見えてきた

自分に必要な不妊治療が見えてきた

想像もしてなかった色んなことが、自分に起き、だけどやっと自分にとっての不妊治療は、どんな事が必要なのかがこの辺りでようやく見えてきました。

まずは、採卵をどんな風にするか。

麻酔の採卵と無麻酔の採卵、両方経験して、つくづく私には無麻酔は無理だとわかりました。

ボー大病院の時の採卵、あれも全身麻酔と言うのかな。意識はばっちりあったけど、痛みは一切なかった。麻酔の種類まではわからないけど、あんな

もっとみる
転院をめぐる話し合い 結末

転院をめぐる話し合い 結末

一連の事件から、すっかりクリニックを信用できなくなり、転院に傾いていた私と、院長の信者状態の旦那。この不妊治療の転院をめぐる夫婦の話し合いは、数日続きました。

本当に、不妊治療劣等生の自分を思い知らされました。不妊治療のクリニックの見極めは、本当に凄く重要なんだと。

私は今まで、ボー大病院では、言われるがままに治療をし、転院の病院選びでは、家から近いって事と、シロー丸が薦めるからって理由で簡単

もっとみる
転院をめぐる旦那との言い合い

転院をめぐる旦那との言い合い

自分の体がとんでもない状態になっていることを知り、今通っているオタククリニックがとんでもないクリニックなんだと気付き、まず思ったのは、転院しなきゃってことでした。

転院するには、また説明会に行って、たぶんボー大病院に紹介状をもらいに行き、また1から状態で面倒だけど、オタククリニックにいても良い結果は望める気がしません。

私は、ボー大病院では言われるがままに治療をし、勉強不足のままでした。そして

もっとみる
次々と移植の恐怖を知らされる

次々と移植の恐怖を知らされる

翌日、ラッキー先生に紹介してもらった新しい甲状腺の病院、アース病院に行きました。

やっぱり、甲状腺の病院は凄く混んでいるけど、アイアイ病院に比べたらまだだいぶマシでした。

そしてアース先生が説明してくれたのは、だいたいラッキー先生が見解していたことと一緒でした。

私には、強過ぎる薬が処方されてたらしきこと、それから、甲状腺の薬は強いから、普通は飲み始めて半年くらいはこまめな経過観察のため、数

もっとみる
もうあの甲状腺の病院には行きたくない

もうあの甲状腺の病院には行きたくない

びっくりする結果と、私にとってはありがたい優しいラッキー先生の言葉にじーんとしながら、ラッキー先生が続けて言いました。

そりゃそうなのか。ラッキー医院で甲状腺まで診てもらえたらありがたいけど、ここは内科だし・・・

でも、私はもう二度とアイアイ病院には行きたくもなかったのです。

だって、こんな結果を聞いたらもう幻滅。

しかも前回行った時はあんなだったし、馬鹿にされた上、あの先生が出した薬でこ

もっとみる
想像妊娠の正体 つづき

想像妊娠の正体 つづき

続けて、ラッキー先生から言われたのは、またしてもちょっとびっくりする言葉でした。

ここで不妊治療を続けても、この今の私の状態ではまず妊娠が難しいし、仮にうまくいっても流産する可能性が高いって事を話してくれました。

「今のあなたを見ても具合悪そうってわかるし、そんな状態じゃクリニックだってストップって言うはずよ。」と。

でも、ラッキー先生、残念ながら・・・

そうなんです。体調不良でも移植は大

もっとみる
想像妊娠の正体

想像妊娠の正体

二日後、再びラッキー医院に結果を聞きに行きました。

診察室に入るなり、ラッキー先生から言われたのは、またしても自分じゃ全く気付きようもなかった結果でした。

私はずっと、アイアイ病院で甲状腺低下症(橋本病)と言われて、出された薬を飲んでいたのですが、今回ラッキー医院での血液検査の結果によると、甲状腺の値を表すTSHの数値が、亢進症の方、バセドウ病の数値を叩きだしていたのです。

飲み薬が強すぎた

もっとみる
不妊治療にドクターストップが

不妊治療にドクターストップが

やっと辿り着いたラッキー医院というおあしすで、やっぱりグロッキー状態のまま、診察に入りました。

私のただならぬ状態を見て、受付の方がすぐに先生に回してくれたようです。

でも、まだ”想像妊娠”だと思い込んでいた私。ここが特に痛いとか、違和感があるとか、決まった場所があるわけではなく、色んな事がおかしいっていう感じだったので、ラッキー先生も特定するのややこしいだろうなと思いつつも、今の現状をそのま

もっとみる