時代小説は大人のラノベだ! 12/27

 早朝に目が覚めても、寒くて起きることができない。
 畳に敷いた布団の中から、部屋の中央の空間に向かって、息を吹きかけると白いのだ。
 こんな室温では、起きることが出来ないのは、当たり前のことであるよ。

 最近、平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズを、図書館から借りた文庫本の新装丁版で読んでいる。確か34巻くらいのシリーズなのだが、20巻は読み終えた。
 自分が、時代小説を読む日が来るとは思ってもいなかった。
 ある日、たまたま見た、Twitterでの、漫画家の樹るうさんのツイートで、
「みをつくし料理帖の4巻が出た!」
 というのを読んで、面白いのだろうかと読み始めたら、これが、激しく面白い!
 それから時代小説を読むようになったのだ。
 藤沢周平さんの小説は、映画になったのが、短編集の中の短い小説だったりと、驚くことが多かった。
 Twitterで、
「今度、読んでみようかと思っている」
 と、鬼平犯科帳の名を出したら、複数の方々から勧められたので、これも文庫を図書館から借りて読んだら、本当に面白くて、全巻を読み切ってしまった。
 そして今は「御宿かわせみ」である。

 時代小説を読んでいて思うのは、
「これは、時代小説という世界観で描かれているキャラクター小説だ。大人のラノベなのではないか?」
 ということである。
 魅力的なキャラクターの生き様を描いたシリーズ物だから、そう感じるのだろうと思う。

 先日に読み終えた「アルスラーン戦記」で思うことは、
「田中芳樹という作家さんは、なんて抒情的で美しい文章を書く人なのだろう?」
 であった。
 ぜひとも、架空の剣豪小説を書いて欲しい!
 
 しかし、寒いっすねぇ!
 寒くてもいいから、雪の降らない冬を希望したい。
 宮城県は「寒すぎて雪が降らない」という気候が存在するので、そういう冬を希望したい。
 雪降ると、車の運転がたいへんなのよ~~~

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