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サッカー日本代表から学ぶ「時代が求めるリーダー像」

FIFAワールドカップ2022・カタール大会が盛り上がる中、日本代表は絶対に勝てないと言われていた「ドイツ」「スペイン」に勝ち、決勝トーナメントに進みました。
絶対に勝てるわけがないと言われた、ワールドカップ優勝経験国に勝利したことは大きくメディアに取り上げられ、日本中が歓喜しました。
決勝トーナメントではクロアチアにPK戦の末に惜敗しましたが、強豪国に勝つことができたのは選手の個々の力もそうですが、個性が強い選手をまとめあげた「森保監督」のリーダーシップの賜物であると思います。
森保監督はいかに結果を出すために、監督として選手に「何をするべき」「何を伝えるべき」かを徹底的に考えたリーダーであると感じます。

物事の「理由」をしっかりと伝える大切さ


サッカー日本代表:森保監督

サッカー日本代表は、攻撃・守備のメリハリ・選手交代・プラン変更など、相手チームに合わせて、チームプランを変更し指示をすることが監督の仕事であり、前半と後半で攻め方が全く異なるのが、今までの日本代表とは違う点でした。

森保監督は、メモを取りながらプランを練る監督として有名ですが、練習時からメモを取り、なぜその行動・戦術が必要なのかをしっかりと説明を行い指導をされています。

人は理由がなければ動きません。やらされ感がある状態では本来の力が発揮できません。

日本代表だけでなく、どのような組織も同じであり、人と向き合い理由を伝えていくことが、どれだけ時間が掛かっても必要なことだと改めて感じました。

リーダーはスタッフ・顧客に説明できないことは絶対にやってはいけない

以前お客様からクレームが発生し、それを他スタッフの責任にしてしまうリーダーの話を聞くことがありました。

クレームが発生した内容が到底お客様のことを考えている内容ではなく、よく検討もせず、エンドユーザーにSNSなどを使用して発信したことでクレームとなってしまったようです。

なぜそのようなことが発生してしまったのか説明を求めても、的確な答えがなく結局他のスタッフの責任に転換してしまったとの話でした。

リーダーは説明ができないことはやってはいけません。

自身の非を認め、周囲に謝罪して対策を行い、二度と起こさぬように再発防止を徹底すれば良いだけだったのですが、プライドが邪魔をしたのかもしれません。

一度このようなことをしてしまったリーダーには部下はついていかなくなるのは当然であると思います。

素直になることがなかなかできなくなっている時代なのかもしれません。

時代と共に変化する理想のリーダー像


リーダーのあり方はいつの時代も永遠のテーマです。
時代によりあるべき姿は異なり、求められるものも違います。

昔は罵声や気合で乗り切っていた日本の組織・会社も、時代の変化によりこれらはタブーとなりました。

「昔はよかった」などと言っても意味はなく、今がダメであれば当然ダメであり、未来は更に変化をしていきます。

リーダーを目指す人、現在リーダーと呼ばれる立場の人は、部下・後輩をひっぱるリーダー像が大きく変わる時代の中で常に考え続けなければなりません。

リーダーは辛いことも悩みも言えないことも多いポジションですが、やりがいがあり人を成長を見守ることができるポジションです。

出世したくない・リーダーなんかになりたくない・人の面倒を見たくないという方もいると思いますが、私は非常にやりがいのあるポジションであると思います。



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