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この業界は本当に地域の違いを感じる業界であると常々感じております。私自身東京に移住し、ちょうど1ヶ月が過ぎ、人生三度目の東京長期住まいとなります。
一度目は22歳、二度目は26歳の頃です。埼玉県にもその後住み、今回34歳で再び東京です。少し時間が空いたのですが、東京の葬儀事情はそこまで大きく変わっていないと感じています。
世の中の葬儀社の90%以上が中小零細企業の葬儀業界では、影響力のある葬儀社がなく、なかなか革新的な取り組みが進まないのです。さらに東京は大手の葬儀事業者が少ない地域であり、色々な産業が集まる東京では珍しい業種なのかもしれません。​

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地方の方が組織化された企業が多い

葬儀業界は「地方」の方が組織化された巨大な葬儀社が多いです。東証1部の葬儀社は全国で2社しかなく、初の上場企業葬儀社:燦ホールディングス(公益社)は大阪が本社※現在では東京本社も在ります。
葬儀会館ティアは名古屋が本社となります。東京発祥の葬儀社として、上場企業は現在まで存在しておりません。

また上場まではいかなくても、県単位で巨大な葬儀社は各地に存在しており「その地域ではこの葬儀社で葬儀を行う」というような影響力が強い企業も数多く存在します。

中には特定地域シェア50%以上という葬儀社も存在しています。東京近郊だけが混沌としている印象を私は感じています。

全国統一の葬儀サービスがないからこそ、難しい業界

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【葬儀業界や終活についての移り変わりや情報などを発信して参ります。】 情報は葬儀・仏事の分野と言えど、変化をして参ります。 お手伝いをさせて頂いた葬儀・仏事に関する経験と、実際に私が体験をした事例をお伝えして参ります。葬儀や終活を知るヒントになればと存じます。

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