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【急逝とは?】 急逝と逝去の違いとは?

急逝と逝去という言葉は、非常に近い意味がありますが、この言葉の使い分けはどのようにしているのでしょうか?

私は業界に長いため、この言葉を聞くことはよくありますが、一般的にはどう使用しているのかを解説したいと思います。

急逝とは?

急逝とは想像がすぐに出来るかと思いますが、文字通り急にお亡くなりになることを指します。

特に持病などもなく、昨日まで本当に元気だった方が、ある日突然亡くなってしまうときに使用される言葉です。

状況としては、特に持病などがなかった「若い方の突然の訃報」などに使用されることが多いです。

この言葉が使用されるときは「事前に対象の方が亡くなると思われていることはなく、突然訃報を知った方々への衝撃は計り知れません」

私は元々葬祭ディレクターで10代より10年以上現場で携わっておりましたが、ご入院をされ長寿を全うされた方と、突然亡くなられてしまった方とは周囲の状況が全く違います。

同じ生命であることはもちろん変わりはなく、精一杯務めることにも当然変わりはありません。

一方急逝でお亡くなりになられた方のご遺族様へ、より心がけてケアを行う必要があります。

逝去とは?

逝去という言葉もよく聞かれると思いますが、よく「ご逝去」という「ご」を付けて使用されることが多い言葉です。

逝去は「死ぬ」という言葉の尊敬語にあたる言葉になります。

元々逝去は「尊敬語」となりますが、「ご」を付けられて使用することが多い理由は、より丁寧な表現を行いたいという考えからきているものとされています。

私や実際の葬祭ディレクターが実際のお葬式にて「弔電」の読み上げをさせて頂く場合、「ご逝去の方に接し謹んで哀悼の意を表します」と冒頭の文章は割と固定をされていることが多いです。

急逝と似た言葉

急逝と似た言葉では「急死」などがあげられます。

急死も突然亡くなった場合に使用される言葉ではありますが、急逝という言葉のほうが丁寧な印象があります。

急逝・逝去をされた方がいる場合

急逝をされた方が身内でいらっしゃる場合、直ぐに駆けつける必要がありますが、状況によって今後の行動が異なります。

病院などの医療機関で亡くなった場合

病院などで急逝された場合、直ぐに病院に駆けつけても問題ありません。

駆けつけるまでに気が動転してしまい、自動車の運転では事故を起こす方も多いと聞きます。出来ましたら、タクシーなどで移動を行った方が無難です。

医療関係者の方がご対面の場を準備されておりますので、医療関係者の指示に従い、ご面会を行います。

焦らないようにと言っても、この状況では焦ることが当然であると思います。出来る限り冷静となり、行動を行うことが大事です。

自宅などで亡くなっていた場合

自宅などで亡くなったいた場合、すぐに救急車と警察の手配が必要です。

この場合、身体を勝手に動かしたりなどはしてはいけません。

掛かりつけのお医者さんがいらっしゃた場合は、直ぐにその方へ連絡を行うことが大事となります。


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