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【手帳を続ける】自分で選んでよかったこと

※アイキャッチ部分、みんフォトからお借りしました。ありがとうございます。

こんにちは、イラストレーターのfunenoです。

私が自分で選んでよかったことは、「手帳を続ける」ってことです。

どういうことかというとですね、

私は数年前に謎の体調不良で仕事を辞めた後、しばらく寝込んでまして、これ暴言だとは思うんですけど、寝込むレベルの病人になると、スケジュールなんかもっと悪くなった時に病院行くぐらいのものでして、手帳で管理する必要など全くないわけですよ。

で、もう仕事辞めた時に、手帳なんていらないな、と思ったんですよ。手帳の必要な人生に戻らなさそうだと思った。

でも、手帳って松本清張かよっていうお高いのから、ワンコインで買えるものまであるんですよね。

しばらくして、ちょっと回復してきたときに、100均に行くことがあったんですよ。文房具好きなんで、その辺をうろうろしていた。

その年の手帳の柄が可愛くてですね、仕事はやめたけど100円くらいの資産はあるので、100円(税別)で、思わずその手帳を買いました。

前述のとおり半病人だったので、書き込むことって全然ないんですよ。せいぜい記念日を書き入れるくらいですかね。

ところで、私は隙間を埋めるのが好きなので、何かしらでこの100均手帳の空白を埋めたいなーという気分になりました。



・(参考)隙間を埋めるのが好きな私の描いたイラストはこちらです↓



さしあたり、読書が好きなので、手帳には、読んだ本のタイトルを入れていくことにしました。紫式部のファンタジー時代劇などを開いていた記憶はあるのですが、寝込んでいるため、正直あんまり頭に入ってこなかったんですけど、1週間に小説を3冊くらいは読みました。というか最後のページまでめくりました。

いろいろ本を読んでいると、多少、頭が活性化してきたのと読書に飽きてきたのとで、そうだ、もうちょっとお金につながることができたらいいな、という気持ちになり、懸賞とか……は当たらないので公募でもしてみようか、という気分になり、公募を探して、応募するたびに手帳にシールを貼ることにしました。

応募すると結果が出ますよね。

落ちたものは忘れたいので何も描きこまないんですけど、うまくいくと採用されることもあり、それはうれしいので大きなシールでその日のマスを埋めます。

内容はともかく、けっこう隙間が埋まってきました。まだ白いんですけど、前の年の手帳を振り返ると、手帳の文字埋まり度が去年より多い今年の私はよくやれてる、と感じたりして。

そうすると、多少、人らしい見栄みたいなものが戻ってきて、人に見せてもいいような用事で手帳を満たしたい、という心の変化というか欲求が生まれてきました。

そのあたりから公募先からイラストのお仕事をいただくようになっていたので、これは仕事運が来ているのかもしれないから、しばらくイラストにリソースを極振りしてみようか、だめだったらその時また転向すればいい、と一念発起し、営業活動などをしてみた結果、お仕事につながったりして今に至ります。

いま、手帳はオンとオフの用事が書き込まれ、わりとぐっちゃぐちゃの状態ですが、けっこう埋まっています。というか、もっともらしいことを書いて手帳を埋めるスキルが、ここ数年で上がったのかもしれません。

以前の手帳を見返すと、年ごとに成長しているのがわかるのが励みになります。日記とは違うんですよね。やったことや、起きたことだけを書きます。日記は、私は恥ずかしくて紙に書けないんですよ……。

何が言いたいかというと、手帳を文字とシールで埋めたい欲求は、人の心身を回復させる力がある、ってことです。たぶんこれはベビーステップという用語に近いものがあると思うんですよ。

小さい成功体験を繰り返していき大きな成功へつなげる、みたいな。

体調不良で気力を失っている人も、手帳を続けるといいと思うよ、って言いたい記事でした。

なおシール好きの私がおすすめする手帳向きのシールは、ニトムズの丸シール5㎜。マステと同じ素材なので、はがしやすい+カラーバリエーションが多いところがいいかと。用途によって使い分けやすい感じ。これ↓


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