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2023.09.13『よく言えばお茶目』

誰もがさすがにやらないだろう、という
その場で考えうる中でも一番最悪な失敗を
ヒョイッとやってのける。

どうやら、私にはそう言うところがある。



炭酸メーカーを爆発させたり
(ボンベの方ではなく、炭酸水のとこ。
きちんとハマっていなかった)

旦那さんとお高めの材料で作った
キムチ鍋のコンセントに足を引っ掛け
全部ひっくり返したり……
(泣きながら洗って煮直して食べた)

ジョイントマットは私が座っていた場所だけ
なぜかノージョイントで解散しているし、
(我が家の七不思議のひとつ)

壁との距離感を掴めずに激突するなんてのは
日常茶飯事だ。
もはや壁のせいにしている。



このおかげで、旦那さんの
怒りへの導火線は地球52周分まで伸び、
スルースキルは達人超えて  超人レベル。
励まし師・準一級だし、
後処理-1グランプリ・3回連続優勝だ。

ちなみに、
生理前メンタル整備士の資格も持っている。


話を今日に戻そう。
わたくし、ダイエット真っ只中。

旦那さんと一緒に三時のおやつが
食べたいけれど、
お菓子は食べられないから
バナナジュースでも作ろうかしら〜なんて
冷凍しておいたバナナと豆乳をミキサーへ。
(こう書くとめちゃ意識高い系。)

ガッガッガッ、ゴォオ〜の末
美味しそうなバナナジュースが完成。

ここでもう任務完了だから、
あとはミキサーから取り外して
コップにつぎますよね。

でも、私の場合はここからが本番。
持ち得る道具を使い、キッチンを一瞬にして
地獄絵図に変えることなんて
悲しすぎるけど朝メシ前なわけ。


「出来た!つご!」とルンルンな私。

普通は蓋をつけたままミキサーから外し、
その後に蓋を開け コッブに注ぎますよね。

でも何故か、今日は行ける気がしたんだろうね、
先に蓋を開けちゃいました。
ここで私は思った。
「これ、ボタン押したら最悪だ。注意しよ。」

注意しながら次の動作に移ります。
ミキサーから外す作業。
この間、1秒もないはずなんよ。

にも関わらず、次の瞬間 ゴォオ〜!!
いとも簡単にキッチンは地獄に変わり、
楽しみにしていたバナナジュースは半分ほどに。

何が起きたかと言うと、
説明するまでもないけど わずか一秒の間に
私の貧弱な脳は危険信号を消し去り、
しっかりミキサーの土台を持つために
ゴォ〜ボタンを押してしまった、という訳です。

シンプルに、こんなことある?



私の騒ぎを聞きつけた旦那さんが
後光をまとってキッチンに。

後処理-1グランプリの4回目優勝に向けて
トレーニングをはじめてくれる。
とりあえず何が起こったかはよく分からずとも
片付けを手伝ってくれる良い人間なのです。

その後、どうしてこうなったのか説明するも
有り得なさすぎて「あー、蓋が飛んだのね!」
「蓋も押さえてやらんとダメだよ〜😂」と
勝手に解釈してくれる。

あなたの妻は、自分で蓋を外したんですよ、と
改めて説明すると 「……何故?」
そりゃそうだ。


その後、半分になってしまったバナナジュースを
2人でわけこして飲んで、
長らく自己嫌悪真っ只中の私(生理前)を
うまく転がす一言を投下してくる。

「今日、焼肉食べに行く?」

さすが、励まし師準一級だ。
(本当にすみません、いつもありがとう。)

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