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2023.09.15『情報の距離』

今日、5〜6年振りにある先輩に会った。

同じ時期に関東にいたことを知り、
お互いの知らない自分を話す。

今まで知らなかったけど、先輩の凄いところは
「これ面白そう!」と思ったところから
実際にやってみるまでブレーキがないところ。
フットワークが軽い。
というか、多分そんな概念も無い。

大人になってしみじみその凄さが分かる。
口で言うのは簡単だけど、中々できない。

けれど、先輩は関東にいた数年間で
実際に沢山動いて 沢山出会って
確実に何かを得て、生み出していたらしい。
すごいなぁ。


日々、自分が本で読んでいる情報は
私の周りのことと繋がってはいるけれど
結構 私自身から距離がある。

もちろん、それが生きてくる場面も
沢山あるし、知りたいから読んでいるわけで
それはそれでいいんだけども。



先輩の話を聞く限り、彼は自分の周りの
手の届く所に 全部手を伸ばしてみたんだろう。
そして、自分に近い情報を得てきた。

なんだそれ。
めちゃくちゃ合理的。
そんな大人いるんだ。
と、ドキドキしたし、焦燥感みたいなのも
正直感じたし、ワクワクもした。


現実的に言ってしまうと
遠く離れた海外の革命の情報も大事だけど、
自分の生活の役に立つのは
近所のスーパーの安売り情報だったり
1分で簡単に出来る肩こり解消ストレッチだったりするんじゃないか。

そんなふうに漠然と感じた。

そしてこれは、どちらが良いとかの優劣ではなく
距離感に近いイメージが浮かぶ。
自分に近い情報の方が、それを使う場面も多いというか……。

そういう意味で聞く話どれも、興味深すぎて
自分の延長線上にある話のようにも思えて
脳内で小爆発が起きているような感覚だった。

お誘いしてもらい実現した今日の時間で、
先輩は帰り際に
「本当にありがとう!」と言ってくれたけれど
私こそ沢山のことを貰って帰ってきた気がする。

面白い大人って、ちゃんと話すと沢山いるよね。

もう少し自分の近くの情報にも、
目を向けてみようかな、なんて思った夜だった。

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