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5/8 ボランティアキャンプに参加してきた

きっかけづくり のボランティアへ

私は本当に周りの人に恵まれていて、なんでも話すことができる友達や先生に囲まれて生活しています。だから、普段は積極的に新しい友達を作ろうとは思いません。
なぜなら、友達を作るというのは世界で一番難しいことの一つだと思っているからです。今私がやらなくてはならないことは、今ある大事な人間関係を維持して深めることだと思っていました。
それでもキャンプに参加してみると、初めて会う人と語り合ったり知らない土地の空気を味わったり、そこで仲間を作ったりすることで居場所を作る、つまり思い出をできる限りたくさんの人と共有することで自分を支えることができると学ぶことができるのですね。
できるだけ自分の日常から遠いところにある、自分の居場所ができました。

ボランティアキャンプの感想

ゴールデンウイークの5日間、ボランティア団体の温かさと動物の可愛さに触れて癒されて元気付けられました。
これから長い受験勉強と最近始めたアルバイトなど、この一年は頑張りどころで、新しいことが始まる、それを良いものにしたいと思っているときだから、私には何か心の充電が必要でした。

キャンプには様々な人が参加します。
いろいろなバックグラウンドを持つ人と話をする機会は貴重だから、興味を持った人に変な口実をつけずに話ができる環境が久しぶりで、非常に楽しむことができました。特に、過去にキャンプに参加している人はたいてい内容も話し方も面白くて毎日楽しかったです。
話にオチを付けることができない私にとっては勉強になりました。本当に面白いんですよ。特にスタッフの方なんかは人生経験も豊富で、いろんな国の話しもしてくれます!!
「私たちはたくさん話して、ワークをしながらゆっくりと丁寧に知り合った」と参加者の一人が言っていたけれど、本当にそうだなあ。
そんな素敵な表現は思いつかないですが、私の言葉で言うとボランティアキャンプは自己紹介と社会貢献の融合?というところだと思いました。

気づいたこと

ふつうは初めましてから遊びに行ったりご飯を食べたりする約束をすることで徐々に知り合わなくてはいけないのですが、これをキャンプという共同生活によって、5日間で行ったということでしょう。そして気づいたことは、他人を知ってしまうと、その人のことを好きになってしまうということです。
丁寧な出会いを通して、参加者やスタッフの方、みんなのことが好きになりました。
そのあとどのように関係性を作るかは別として、知り合い方の大切さを学ぶことができました。
また、少し違った気付きとして、丁寧に知り合うことで人間関係を含めたたくさんの問題を未然に防ぐことができる他、日々のコミュニケーション不足が改善したり、仕事が早く進んだりするのではないかと思いました。このようなキャンプに参加するたびに思うのが、最初から人と関わるのが怖い人はいなくて、今、人と関わることが怖いと感じるのだとしたら、何か人間というものを勘違いしているだけだということです。そして、意外と近くにそのような悩みを抱えている人は多いのかもしれないですね。

共同生活のごはん 25人がぎゅうぎゅうでご飯を食べます

一緒に寝て身体を動かして同じご飯を食べてまた一緒に眠ることで、参加する目的や年齢は様々でも、時間をかけて知り合う、それだけで人を好きになることができると知りました。
そして、好きな人たちと思い出を共有することで心は強くなると実感しました。これは、特別に仲の良い友達や恋人や家族とではなくても十分心の支えになるのだということが、大きな学びのひとつです。

みんなにおすすめしたい、そんな体験でした!


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