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【マッチレビュー】Bリーグ 23-24 B1第27節 GAME2 富山vs群馬


GAME1のマッチレビュー

ロスター

富山グラウジーズ
※ボックススコアを参照ください。

群馬クレインサンダーズ

スタメン

富山グラウジーズ

群馬クレインサンダーズ

試合結果とボックススコア

1Q 富山17-17群馬

2Q 富山38-46群馬(富山21-29群馬)

3Q 富山50-71群馬(富山12-25群馬)

4Q 富山70-88群馬(富山-群馬)

試合展開

富山はGAME1のロスターから、怪我により上田が離脱。群馬は八村、辻が引き続きロスター外に。スタメンに宇都、野﨑を投入し変化を付けた富山に対し、群馬はGAME1と同じスタメンとなる。

開始からフリッピンがバスケットカウント&ワンスローを決め、群馬が先制。富山はウィリアムズがペイントエリアでの得点、3ptを連続して決めるなど7点を奪取し、スタートで群馬のランを許したGAME1と同じ轍は踏まず。だが群馬も菅原、ジョーンズの3ptなどでアウトサイドから得点を重ね、富山にリードを許さない。セカンドユニットの時間においては、お互い固いディフェンスに手こずり、得点ペースが上がらず17-17の同点で2Qへ。

2Qは三線速攻から野本がレイアップ、さらにはジョーンズのペネトレイトで群馬が連続得点を決めて先行。富山は小野が3ptを決めると、群馬は五十嵐が3ptで返すなど、ベンチメンバーが躍動する群馬がリードしながら試合が展開される。ヘソン、ミラーらが2pt中心に得点を決める富山に対し、ジョーンズ、並里、ベンティルが3ptを次々と沈める群馬がリードを広げていく。

群馬が8点をリードして試合を折り返すと、後半は開始からお互いにスタメン戻してスタート。強度を上げた群馬のディフェンスに手こずる富山に対し、群馬は保持局面でのペースを明確に上げ、パーカー、ターズースキーのジャンプシュート、ジョーンズの3pt、フリッピンのフリースローで富山との点差を離していく。富山はミラーの3pt、ウィリアムズのセカンドチャンスポイントで返すが、後半もアウトサイドシュートを高精度に沈めていく群馬は、ベンティル、並里の3ptでリードを広げることに。3Q終盤からはベンティルのオンザコート1が機能した群馬は、菅原の3ptなどで21点をリードして4Qへ入る。

4Qへ入っても、ベンティルのオンザコート1で臨む群馬に対し、富山はミラー、ヘソン、小野、野﨑、伊藤のラインナップを敷く。互いにポゼッションを決め合いながら、20点前後の点差はそのままに試合は進行する。

群馬がそのままラストまで試合をコントロールしてゲームクローズ。アウェイで群馬が連勝することとなった。

雑感

富山のゾーンに対し、GAME2の群馬は3ptが冴え、3FGは50%(15/30)と、確率、成功数、アテンプト全てが高水準の結果に。GAME1の3FGも37.9%(11/29)と悪くはないスタッツではあったが、GAME2の群馬はオープンシチュエーションを効果的に作る事で、さらなる精度の向上に成功したと言える。

対する富山は、3FGは27.8%(5/18)と苦しみ、お互いに2ptを主体とするスタイル同士の対戦の中、アウトサイドシュートの精度が明暗を分けることに。ウィリアムズ14得点、ミラー12得点、ヘソン12得点、伊藤11得点、野﨑10得点と、得点バランスは良かったものの、ミラー25%(1/4)、ヘソン20%(1/5)といった得点源の3ptが、群馬の徹底マークにより伸びなかった印象を受けた。

群馬としては、3pt4本を含む14得点を記録した菅原を初め、10人が得点を記録。主力が要所を締めつつ、プレータイムが中々得られていなかったメンバーが存在感を見せるなど、理想的なタイムシェアに成功した形に。9連勝の後、A東京戦での敗戦を挟み、再び2連勝を達成し、見事なバウンスバックを見せた。

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