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〔米国〕消費者物価指数 事前考察

発表まで時間がありませんので、要点だけ読める記事を致しました。



❏ 今夜の予想


❏ 今夜の注目点

▶前月比に注目

いつもCPIは前年比が注目されます。しかし、今日はいつも以上に前月比が注目されるでしょう。前月比の特徴は「より短期的なインフレ動向の変化を読み取ることができる」です。
現在のアメリカは、消費が強いサイクルから、消費が弱まるサイクルに変わりつつあり、いつCPIデータに反映されるかがポイントとなっています。ゆえに感度の高いデータが注目されます。

▶夜のFOMCと連動する可能性

FRB要人に言わせれば、どれほど重要な指標も「単月の1データが金融政策の方向を変えることはない」と言います。しかし、今夜のFOMCではドットプロットが発表され、CPIの結果次第でドットプロットの結果が変化する可能性があります。
金利ドットプロットは、連銀総裁やFRB議長らが金利予想をした者を集計したものですが、「たとえば年2回の利下げと、年1回の利下げのどっちを支持しようか、判断が微妙な要人がいた場合、CPIで態度が変わる場合」があります。
ドットプロットの結果により、ドル相場は大きく動くため為替相場の大勢に影響を与える可能性があるでしょう。


▶発表後、ドル相場は結果に対し素直に値動きする

CPIの結果は、FOMCへ対する思惑として相場に織り込まれます。利下げが確率が高まる結果なら、その通り(ドル売り)という風に動くでしょう。


記事は以上です
ご参考になさってください。
Fundalia financial philosophy(FFP)


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