教育×文学×音楽×ご飯×酒 つらつら雑記していきます。 2020.4.29〜

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子供はわかってあげない / 田島列島

だれかになにかをしてあげること、してもらうこと。そのつながりの愛おしさに気づくことのできる期間なのかもしれない。(反面教師的にも) 6月に劇場公開が決定し、話題になっている田島列島さんの『子供はわかってあげない』。田島列島さんといえば先日、手塚治虫文化賞を受賞したことでも話題で、まさに「来ている」漫画家の一人です。 ただ、こういう世への出方をするときにはたいてい作品に「偏見」がかかりがちだと思います。まーた資本主義社会で記号的に消費されていくタイプの作品が出てきたかと。

    • 実践倫理学 -現代の問題を考えるために / 児玉聡

      社会人になってからというもの、「どう行動するのが正解なのか」について自問することが多くなった気がします。今までも葛藤を抱えることはあったけれど、結局自分のことだから〜と気分や流れに身を任せてきました。 でも生徒や同僚ができるとそうもいかない。根が怠け者なのに一丁前に責任も感じるもんだから、適当なことをしたくないという焦燥に駆られ、悩む。でも悩むことのできる時間も限られている。趣味にだって時間を割きたい。結果やっつけになり納得のできないものばかりが出来上がっていく。もやも

      • 余命一年のスタリオン / 石田衣良

        物語で登場人物の死を扱うことは難しいですよね。 主要な登場人物に死が訪れる、または死を匂わせるだけでその作品に嫌悪感を抱く人は意外に多いように感じます。ああ、またそのパターンかと。 あの嫌悪感はなんなんでしょう…。 語弊を招く言い方ではありますが、僕の中でも許せる死と許せない死があります。 例えば漫画でいえばタッチは、死あってこその名作だと感じる。100日後に死ぬワニ、あれはまあ許せた。鬼滅の刃、ちょっと解せない。風夏、ありえない!!!!!というような感じで。 けっこう深

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