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歯医者は最初の3年で、全てが決まる!

みなさんこんにちは!院長のkazuです。

タイトルの言葉は、僕が歯医者になった瞬間、最初に聞いた言葉であり、今まさに実感しています。


この言葉の意味は、「治療技術」だけでなく、歯医者としての「マインド」、「バイブス」、「グルーブ」など全てが含まれています。

要するに
歯医者としての”在り方”です。


具体的にいいますと4つあります。

①患者さんに対する優しさ
これは医療人として当たり前ですが、歯科医師として国家資格を持った以上、目の前の患者さんを笑顔にする。ということを忘れてはいけません。

僕の好きな言葉で、「医者は患者の命を救えるけど、歯医者は救えない。ただし、患者の人生は救える。」というものがあります。

今まで噛めなかったのが、噛めるようになった。
ずっと気になっていた前歯がキレイになって、人前で気にせず笑えるようになった。
痛みが消えて、日常生活がとても楽になった。

など、積み重ねていくと、患者さんの人生を救えると思っています。


②常に知識・技術を追い求める
これも本当は当たり前のことですが、これができていない歯医者が多すぎだと僕は思います。
特に新しい技術がなくても、日本の保険制度では、歯を削ったり、クリーニングをするだけで収入になります。

果たしてそれは本当に意味があるのでしょうか?
むしろその削った歯が今までより悪くなっているケースもよく見かけます。


根本の原因をしっかりと除去してより良い治療を行う
それが予防も含めた真の歯科医療となります。



③姿勢やポジショニング
これもまた、あまりにもできていない歯医者が多いと思います。

どのスポーツも、正しい”フォーム”がありますよね。
汚いフォームで上手いプロの選手がいるでしょうか?

ゴルフで変な打ち方をしているプロはいませんね。
間違ったフォームで筋トレをしても、間違った部分に筋肉がついてしまったり、体の一部分を悪くしてしまいます。

歯医者にも正確なフォームがあります。

キレイな姿勢、正しい治療器具の持ち方
をしている人は必ず治療技術があります。


遠くからぱっと見で姿勢が悪い歯医者は下手な人が多いです。

これは今、歯科衛生士たちにも日々話しています。
歯科衛生士さんたちも全く同じです。

正しい姿勢で、処置を行うことで、自分が一番処置をやりやすい体勢になります。
自分が最高のパフォーマンスを発揮できる状態で初めて良い処置を患者さんに提供できます。

そのためには、患者さんのチェアーを動かします。
そしてお顔も右、左と動かしてもらいます。
これがとっても大切です。



④清潔感とホスピタリティ
清潔感は言うまでもないですね。
そう言うことです。

ホスピタリティについては、
数多くある歯医者から選んできてくれた患者に対して最低限のマナーであります。


・口の中を診るとき、器具がカチカチと歯に当たってしまったら不快です。
・バキューム(唾液や水分を吸い取る吸引機)で頬や舌を吸ってしまったら不快です。
・器具をガシャんと雑に置いたりしては不快です。
・ライトが目に直接入ってしまうと不快です。
・もちろん痛いのなんて一番嫌です。
・先生や病院が臭いのも本当に嫌です。

こういう当たり前のことをできないといけません。

このような当たり前のこと
実は最初の3年で決まります。


最初からできていなくて、途中から変えようと思っても、そんな人間甘くありません。
昔からの癖ってありますよね。
何事も最初が肝心です。


以上!






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