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歯科医師ってこんな人たちです🦷

歯医者って真面目で頭良い!お堅い!
そんなイメージをお持ちの方も多いかと思います。

しかしです。僕の周りは意外とお堅い人はいなく、むしろとてもフランクで仕事以外は不真面目?な人もとても多いです。笑
もちろんとても真面目な優秀な方も多いです!

では、普段みんなどのような生活スタイルを送っているのでしょう。


まず今回は大学での学生生活について

これが一般の大学に比べて、なかなか特殊かもしれません。


まず、歯医者になるには6年制の歯科大学に入学しなければいけません。
この6年制大学は、国立大学の歯学部か、私立の歯科大学に分けられます。


国立大学歯学部はご想像の通り、とても優秀で偏差値がほとんどで70近く、もしくはそれ以上のとても難関大学で、高校時代の成績やセンター試験、2次試験の結果が反映され、ものすごい勉強量や能力の高さが強いられます。


それと逆に私立は偏差値が40〜60程度と、全国的に見ても中堅ぐらいになっています。一般入試であればセンター試験の成績も関係なくなります。

また、私立の歯科大学は、学費が異常に高いです。(〜千万円…ご想像におまかせします。)よって親が歯科医師、医師、経営者などご両親のお金に余裕がある学生がほとんどとなります。

ちなみに僕は私立の東京歯科大学なので、親の脛や肘や肩など色々な部分をかじらせていただきました。親のおかげで今があります。心の底から感謝です。

ただし僕は大学時代、奨学金も借りながら親の仕送りを受けていましたので、大学卒業と同時に返済生活が始まりました。
もちろん僕以外にも奨学金を借りていた人たちは何人かいました。


では、他の私立歯科大学の他のすごい人たちはどんな生活をしていたでしょうか。


一つの例ですが、
ベンツやアウディやべントレーなどの高級車に乗り、都内のタワーマンションに一人暮らしをして仕送りは無限大、身につけるものは全てハイブランド。
そんな学生も少なくはありません。

僕の友達で、成人祝いにベンツを買ってもらっていた人もいました。笑


夏休みや冬休みには、友達のお父さんの軽井沢や熱海の別荘にみんなで行く、
なんてこともたくさんありました。そこの別荘のワインセラーには高級ワインばかり…なんてことも

別荘がある友達のみんなに感謝です!

ほとんどの人が中高時代も私立出身であるため、歯科大学に入っても周りの環境はさほど変わらず、歯医者以外の友達の方がもっとお金持ちもいたよって人も多いです。上を見たらキリがありませんね。


僕は高校まで国公立で、大学から私立であったので、高校までと大学からの周りの生活スタイルのギャップにとてもびっくりしておりました。


しかし、ほとんどが恵まれた環境で育った人たちだったので、みんな嫌味がなく、素直でいいやつばかりでした。
そして、美男美女も多いです。
ある大学は、毎年モデル級の子がいて、ミス日本に選ばれる子がたくさんいる なんてことも


私立大学では、このようになかなか華やかな人生を過ごされている人たちも多いです。

僕のいた東京歯科大学では、ほとんどの人がバイトはせずに部活に入り、授業後に部活の練習をしていました。
医歯薬リーグと言って、医学部、歯学部、薬学部だけの部活の大会があったり、
デンタル という歯科大学だけの大会があり、そこを目標に頑張っています。

なので、部活は結構マジです。
僕の所属していたサッカー部は、週4日練習で週1で試合があるというスケジュールでした。
試合前にみんなで髪を金髪にするという謎の風習もありました。

他の部活も同じような雰囲気で、全体の人数も1学年100人前後と少ないので、部活同士も仲が良く、交流会がよくありました。


しかしです。
テスト前はもう雰囲気がガラッと変わり、精神的に病んじゃう人もいるぐらい、ガチでした。
基礎系から、臨床系の多くの科目を数日間かけて行うので、寝不足との戦いでもあります。

もし合格点に達しなければ、追試があります。
ちなみに追試は1教科につき、3000円かかります。
払う人は数万円毎回払っているなんて人もいました。大学も儲かります。

テスト以外にも授業の出席日数などにもとても厳しく、2回休んだら留年 という教科もありました。僕はそれで留年しかけました。


おそらく、いわゆる”金持ちバカ息子”が多いので、こうまでして厳しいルールを作らないと、歯医者になれない人が続出する
と大学側の判断でしょう。
ありがとうございます。


もちろん本当に留年してしまう人も少なくありません。
ある大学では、国家試験の合格率が半分も行かずに、そのうちの半分は留年の繰り返しで大学を辞めてしまう。
そんなこともあるとか
あんな高い学費が…


テスト前の集大成、国家試験前では、勉強班が出来上がり、各グループのリーダーがメンバーの成績を先生に知らせる。出来が良くない場合は対策を考えるということも多々ありました。そして勉強委員が成績がよろしくない友達に教える

というような、みんなで、チームワークで全員で合格を目指そう!
そんな雰囲気がもの凄くあり、とても心強い環境でした。


聞いたところによると、国立大学では、ここまで大学側が手厚い環境はなく、各自自分で頑張れっていう雰囲気みたいです。
みなさん元がとても優秀なので問題ないのでしょう。


そしていざ国家試験
遅刻や欠席は絶対にできませんので、学年全員でホテルに前泊します。
このホテル代はテストの追試代から賄われているとか。
寝坊した人たちを起こす係の後輩も数人選ばれて、一緒に泊まります。
手厚いです。

あとは、前日に部活ごとに後輩や先輩がホテル近くに集まってくれて、前日夜に食事をします。サッカー部は毎年トンカツを食べに行きます。
ここでビールを飲まないと試験に落ちてしまうという謎のジンクスなのかわからない風習もあります。

こんな変な風習だらけですが、みんなにエールをもらえるため、明るい気持ちで国家試験に向かえます。

当日朝は、点呼があり、全員ちゃんといるか確認後、先生たちに盛大な応援をいただきながら、みんなで試験会場に向かいます。


そんなこんなで、僕の勉強班は全員無事に国家試験に現役合格することができました。前日は30分ぐらいしか寝れませんでしたが、終わった日はもうテンション爆上がりの爆飲みです。
ここから楽しい最後の春休みです。

卒業旅行は、ハワイで毎日朝からお酒を飲み、とってもはしゃぎました。





以上これが歯科大学の学生生活です。
なんの参考にもなりませんが、ちょっと変わった学生生活だったではないでしょうか?

こんな変わった学生生活を過ごした僕たちはどのような歯科医師になっていくのでしょうか。
多数の選択肢からどのような道を選び、どのような歯科医師になっていくか?
次回もお楽しみに!











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