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【ふなログ678】没頭の基準を上げ、人生をサバイバルせよ


先週、
今年4回目の富士登山で親子で登頂を果たして以来、
ITエンジニアと
ITインストラクターの仕事に没頭していました。

日常生活に戻りましたが、
「没頭の基準」と「偏愛の基準」が、
今年連続の富士登山によって
グンと上がった気がするからです。


というのも、さらに
先日受講した「ニッチジャンル・ナンバー1セミナー」で、
その基準が強引に引き上げられたのも、
大きなキッカケでした。
(鮒谷周史さん主催・「東京別視点」著者の松澤茂信さん講師)

便所サンダルを年間2万足売る人の話、
「犬くそ看板」の専門家、
大人の博物館「珍宝館」の館長の話・・
など様々な、
臨場感あるエッジが効いた事例を知りました。


グンと上がった没頭基準で仕事に没頭すると、
色々なことが見えてきますし、好奇心も湧いてきますし、
チャレンジ精神も湧いてきますし、
学びたいことも湧いてきます。
(新たに学びたい分野が出て資格を取りたくなりましたが、経済の方を最優先したい時期なので、一旦保留)

とどのつまり
「俺もまだまだ現役じゃねーか!」
と勇気が湧いてくるものです。
(中年男性の私がSNSを開くと結構流れてきがちな、「アレ系」の広告のキャッチコピーじゃないです 笑)


来年は「もっと富士山頂に登ろうか」
と考えていましたが、
「ただ登頂を繰り返すだけ」だとつまらない。

例えば、
山梨側と静岡側の一合目から、それぞれ登頂して帰ってくる。
ということも考えましたが、、

新潟から静岡の田子の浦まで、
富士山の山頂経由で走ってきた友人の事例を思い出すと、
これもまた、全然大したことない話だと。


富士山の麓には、色々なハイキングコースがあったり、
富士宮口の八合目から御殿場口の七合目九勺まで、
普通の地図に載っていない
「秘密の」トラバースルートがあったり、
知られていない道が結構あるんですよね。

そこを歩く人たちとの交流、
そういった道に沿った山小屋での交流ってどうなんだろうか?
どんな人が来るんだろうか?
などと、
色々妄想していると結構時間が過ぎていくんですよね。
Googleマップを開いて色々と想像したり。
ストリートビューに変更して、現地の目線で見てみたり。


子供の頃、割と地図を見るのが好きでしたし、
近所の道なき道に入って、鉄塔の近くの丘までよじ登ったり。
私鉄や地下鉄の終点駅まで意味なく乗って、
下車せず往復したり。

RPGが好きだったんですが、
ゲームの世界の地図を見て、実際に歩くのが好きだったり。
3Dダンジョンの地図も自作してましたねー。

数ヶ月前にハマって一旦辞めた
「マインクラフト」でも、洞窟を掘りまくって
主観の目線で探検するのも、なかなかハマった。


しかし、
やはりそこで会う人との交流に興味が湧いてきたのは、
本当につい最近ですよね。

富士登山でマニアックな道を通る人は、
どんな人が居るのか?
色々と想像してしまいますね。
どんなドラマが在るのだろうか?


・・・などと、
よく考えてみれば、
それ自体は全く経済的な利益にならないことばかりで、
「それがどうした」的なことかもしれません。

こんなことに没頭し続けたければ、
それなりに経済的に安全圏を保っている必要がありますし、
私のように家族を養っている立場としては、
無責任に家を空けるわけにもいかず。


理想は、
ドラゴンボールの孫悟空とかベジータのように、
気が向けば修行とか戦闘に出掛けてしまう・・ようなイメージですが、
どちらも考えてみれば、
経済的な問題は
何らかの形でクリアしている(特に後者は大富豪の夫)。


好きなことに没頭するには、
ある程度、経済的に自由である必要がある。

当たり前過ぎて身も蓋もない事実。
だから、
「ここで諦めないかどうか?」というのが、
大袈裟な話「人生の分水嶺」になるわけですね。


よく考えてみれば、私の仕事としても、
一度は「死にかけた」人生を立て直すために、
数年前に「復業」を実現して
収入アップする生活を作ったきり、
以降、その形態を大きく見直すことないままでした。

大したことないにせよ、
一定の成果が出る仕組みと方程式を
その当時作ったとも言えますが、
時間が経って陳腐化したり浮き沈みも経験するので、
「薄氷の上を未だに歩いている」とても未熟な状況です。

いつ、バリっと氷が割れて溺死するか分からない。

それに対する
ブラッシュアップやリスクコントロールを
サボっていた(見ないようにしていた)
のも事実でした。


しかし、
好きなことに没頭することで仕事にも没頭できる。
それこそが、生きている実感が湧く瞬間ですし、
そんな人生を送り続けたいのです。

そのためには当たり前ですが、
堅実に生活を整える必要があります。


没頭して金がなくなっては没頭できなくなる。
色々と世界が広がる可能性が見えてくる前に、
世界は広がる前に、生活が破綻して世界が閉じてしまう。

・・・ということになれば、自業自得とは言え
とても悲しいことです。
綺麗事抜きにして、
没頭する生活のためには潤沢なお金が必須です。


今に没頭しつつも未来を諦めない。
そのためには、辛いことにも真摯に向き合って

ひたすら
「負けない」「屈しない」
「媚びぬ」「退かぬ」と決めて進むからこそ、
没頭する資格が手に入るのかもしれません。


富士山登っている間にも、
色々と自分を取り巻く状況とか人生や
家族、友人達、お世話になっている人のことが
頭をよぎっていました。

やることはとても多い。
「本当にできるのだろうか?」と、途方に暮れてしまう。
しかし、それって恵まれていることです。


人生、サバイバルそのものです。
理想だけ語って何もできない人間ではなく、
「それ(理想)を語れるに値する人間」を目指します。


それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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