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【ふなログ632】球技、チームプレイ苦手。そんな過去があったこそ歩める人生万歳。


相変わらず
「春眠暁を覚えず」の日々が続いている割に、
夜も早くスイッチが切れる毎日が続いています。

しかし今日は、
夜中に「これを書きたい!」と閃いて、
こんな時間にこれを書いています。


そんな
「春眠暁を覚えず」
「夜にスイッチが早く切れる」状況について
自分なりに分析してみたのですが、

「しっくり来ない部分についてムリしている自分」
が故に、
無意識レベルで消耗していたようなのです。

つまり、
ストレスを無意識・水面下で抱えていたということです。


最近、お仕事で軌道に乗ってきた感があり、
中でも、業務委託で契約して勤めさせて頂いている
AWSとJavaのインストラクター業務について、

立て続けに延長のご契約を頂いたり、
「真摯なお客様」を
新たに紹介して頂く場面が増えていました。


これ自体喜ばしいことなのですが、
一方で「予定調和」な繰り返しも感じていたのと、
自分の長所と短所、相反する特性も自覚し、
特に短所の面について
受け入れることができていなかったと振り返っています。

…本当に、
俺は軌道に乗っているのだろうか?と。


このお仕事を続けて以来、
3年半経ち、色々と試行錯誤を繰り返し、
良い評価を頂くことが増えてきました。

ただし、
「仕組みに合わせる」
ために自分を押し殺してきた部分もあり、
その一方で
「受講生の進路や人生相談」に向かい合う時間の方が、
自分がイキイキする、ということも感じていました。


難しいのは、
だからと言ってじゃぁ即、
「人生相談とかキャリアコンサルタントになればいいじゃん」
という話でもなさそうなことです。

多分、
それはそれで予定調和(※)な気がしますし、
誰でも気軽に相談に乗れる程器の大きい人間でもなく、
(残念なことに・・・)

そして、
ある種の人たちとは全く合わないような気がしているので、
明らかに「方向性」を定める必要があるからです。

※キャリアコンサルタントのイメージよりも、『週間プレイボーイ』に連載中の「リリーフランキーの人生相談」のイメージの方が好き


なので、
今たまたま「インストラクターのお仕事」というのが
大きな補助線として、
そこに人生相談が乗っかっているような。
だからイキイキしているのです。


先日も、ある受講生(現役大学生)から

「受講したのはいいけど、AIがプログラミングできるようになったら、この学習は無意味になるのでは?と思うと勉強に身が入らないんです。先生は、この先、エンジニアとしてどのようにキャリアを考えているのか知りたいです」

というお悩みとご質問を、
レッスン冒頭でぶちまけられました。

一瞬「え!?」と焦ったものの、
「聡明な方やなぁ(なぜか関西弁)」と頭を切り替えて
一個一個話を聞きました。
(こういうお客様と接しいていると本当に学びになりますね)


私としては愚鈍な頭を一瞬絞った後、
その場で

「AIによってエンジニアの在り方が変わるのであれば、そのBefore/Afterを知る新しいエンジニアを目指せばいいじゃん。今やっていることは、そのBefore(歴史)を知るための素養を身につけていると考えてみるのはいかがでしょうか?」
のようなことを答えてみました。
(超、我田引水ですが笑)


そして、
自分のキャリア観としては、
「もちろん自分もこのままのエンジニアの在り方で、
キャリアを積むことは全く考えていないので、色々な職種や背景を持つ人たちと交流を持ちながら、
自分が持っている『わらしべ』を交換、色々な経験を積んで『予期せぬ出会い』を楽しみながら、キャリアを育てています」
のような話をしました。

受講生の方からは「有り難うございます!スッキリしました」と言って頂きました。


これが
正しいのか間違っているのかは全く分かりません。

しかし、
自分ができる価値提供、というのが
「予期せぬ出会いや偶然」「黒歴史を糧に生きる」
を楽しみながら育てた延長線上にあることは、
おそらく確かである、と確信に至りました。


去年とある機会で学んだ
「エフェクチュエーション」という概念ですね。

「手中の鳥の原則」「許容範囲内のリスク」「レモネードの原則」「クレイジーキルトの原則」「パイロットの原則」
という5つの原則。


自分の中にある資源を持って、世の中や人と関わり続け、
許容できるリスクの範囲でチャレンジし続け、
予期せぬ出来事をバネにしながら、自分をコントロールしながらチャレンジしていく。
(ちょっとざっくりなまとめですが・・・)


最初から明確な目標を描き、必要なものを揃えるのではなく、
自分にあるモノを人と関わりながら、
強みに育て上げて価値と成す。


思えば、
私がこれまで生きてきた軌跡を振り返って、
「誇り」に思えるようなことは、

世間一般的に認められるような道から踏み外していたり、
価値観が違っていたりするような部分だったりします。
(もちろん、人様にご迷惑をお掛けしたこともあり、そこは反省しています)


逆説的ですが、
「上手く軌道に乗りたい」と感じる時こそ、
自分のこれまでの紆余曲折を振り返ったり、
しくじった経験を全肯定していくと、
そこに乗るべき
「軌道」が見えてくるのだと思うのです。


過去、FXで大きく損失を出して
借金まみれの生活に陥った経験。
そこから這い上がった経験。


それもそうなのですが、
思えば
「幼少期の頃から世の中の軌道に乗れていない感覚」があり、
昨日とある人にそれを話したらウケまくったので(ひどい)、
それも思い出し、
今日の内容を書いているという経緯になります。
→その人からは「けど何かハマればうまくいくはず」と言ってもらえましたが


それは何か?と言うと、
幼少の頃と学生の頃、球技とチームプレイが苦手で、
体育の時間が苦痛で仕方ありませんでした。
なぜ苦痛かって?
・・・だって出来ないから(ダサ笑)

そればかりか、
「球技ができる=モテる」という学生時代の構造に
入ることができず、
「踏み外した感」を学生時代から味わっていました。

その反動で、
そこそこ学校の勉強や
受験勉強に打ち込むことになったのですが・・


なので、
野球、サッカー、バスケは嫌い。

Jリーグ発足に盛り上がっていた友人の気持ちも理解できず、
スラムダンクで盛り上がっていた友人の気持ちも理解できませんでした。
(もちろん、素晴らしい作品であることは理解しています)

先日のWBCも本当に素晴らしかったですよ。だけど・・・

ま、そんな感性だから
富士登山にのめり込んだんですよね。


球技、チームプレイ苦手。
だから、会社員生活も上手くいかず、
(上手くいっていた時期はムリしていただけ)
メンタルを病んだりしたのだと思います。


しかし、
それがなかったら今どうなっていたか?
多分自分は人畜無害な「ただのイイ人」の人生でしょうし、
(それ自体悪くないが)

言い換えると、
希望を持たずに「世の中に流されているだけの人」になっていたと思います。


少なくとも、今は希望があります。
人生の中で
長い時間をかけてきて遠回りしてきましたが、

「球技とチームプレイ苦手」からの世の中に適合しない感覚、
そこからの挫折や独自の生き方の模索
という図式と系譜の人生を歩んできたのだから、

そこから湧き出る
エネルギーがキャリアの源泉になる
と確信できています。


なので、
「ただのエンジニア」
「ただのインストラクター」
「ただのコンサルタント」
になるつもりは毛頭なく、

独自の生き方を模索する人の一助となるような
お仕事を創出できたら
、と思うのです。


そこに高額チャージ(課金)ができたら・・
という妄想も湧いてきますが、
ここでこれを書き過ぎると、露骨にいやらしくなるので
この辺にしときます(笑)


一寸先は闇かもしれませんが、
一歩踏み締めるごとに新たなストーリーが切り開かれます。
そんな人生を楽しみ、お裾分けできるようなお仕事を
させて頂く所存です。

これを書きたいが故に夜中に起床する。
そんなエネルギーが仕事になれば、
無敵最強モードに突入でしょう。


それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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