見出し画像

ヒットするゲームを作る方法、間違いない制作のヒント!

こんにちは。皆さんゲーム製作をしていますか、ゲーム製作して販売する事を考えると、出来れば売れるようなゲームを作りたいと思いますよね。
そこで今回はゲームをヒットさせる方法について説明します。どのようなゲームを作れば受けるのか、理解して頂きたいです。

面白いゲームは受ける

面白いゲームが受けるのは当然のことですが、正確には「面白いと思われるゲームを作る」ということです。もっと分かりやすく言うと、既に話題になっている面白いゲームを参考にするということです。
では、具体的にどうすればよいのでしょうか?

パルワールドはなぜヒットした?

「パルワールド」がリリースされると、ゲーム業界は一斉に驚きの声を上げました。ポケモンに似たキャラクターが登場するこのゲームは瞬く間に話題となり、驚異的な2500万本のセールスを達成しました。これは、ゲーム業界においても異例の成功例と言えるでしょう。

一方で、「パルワールド」が単なるパクリゲームなのかという議論もありますが、多くの人々はこのゲームを非常に良くできた作品と評価しています。さまざまな面白いゲームシステムを取り入れ、「パルワールド」独自の世界観を見事に作り上げているのです。

ある意味では、ポケモンを超える画期的なゲームであるからこそ大ヒットしたとも考えられます。単にポケモンを真似しただけのゲームと見なすのは適切ではないように思われます。

なぜゲーム製作者はヒット作を作れない?

では、なぜ個人ゲーム製作者はヒット作を作るのが難しいのでしょうか?これまでの話を読んできた皆さんには、何となくその理由が分かるかもしれません。
多くの個人ゲーム製作者は、自分が好きなゲームを一生懸命に作っているように思います。例えば、ドラクエが好きだからドラクエのようなRPGを作りたい、という感じです。それ自体は悪いことではありませんが、マーケティングの観点から見ると少し違うかもしれません。

もしドラクエを模倣するのであれば、単に真似するだけではなく、ドラクエを超えるゲームを作らなければヒットしないでしょう。ここで、パルワールドの例を思い出してください。
パルワールドはポケモンを真似しただけでなく、ポケモンを超える要素を持っていたからこそ大ヒットしたのです。つまり、真似をするならばオリジナルを超えるようなゲームでなければならない、ということです。

例えば、ファミコンのドラクエ1程度のゲームなら個人でも作れるかもしれません。しかし、それは単に技術やセンスの問題だけではなく、独自のキャラクターセンスや魅力を持つ必要があります。
鳥山明のような独特のキャラクターセンスを持っているなら可能かもしれませんが、だからといって「ドラクエ1くらいは簡単に作れる」と単純に考えるのは良くないですよね。

人気ラーメン屋の隣にラーメン屋を開店させろ

ここではもう少しわかりやすい例えで説明しましょう。人気ラーメン屋があるとして、その隣にラーメン屋を開店するという話です。あなたは、その人気ラーメン屋に対抗できるラーメン屋を作れますか?
これは先ほどから話しているゲームの事例に似ています。人気ラーメン屋と同じようなラーメンを作れば、お客さんを引き寄せることができるでしょう。しかし、人気ラーメン屋に完全に負けるようなラーメンを作っても、勝てないのは明らかです。

ここでの戦略としては、人気ラーメン屋に似た味で勝負し、さらにオリジナリティも加えることです。決して、人気ラーメン屋とは全く異なるラーメンを作って勝負するわけではありません。
似たようなラーメンで競争するのは厳しいですが、それがビジネスの世界です。ビジネスで成功するためには、この方法が王道なのです。「そんなラーメンは好きじゃない、俺の完全オリジナルラーメンで勝負するんだ」と思ってしまうと負けます。世の中は、あなたのオリジナル商品が受け入れられるほど甘くはないのです。

中途半端に真似しても駄目

ここまで読んでくださった皆さんには、概ね理解いただけたかと思います。しかし、多くの方が間違ったゲームの作り方をしている点についても触れておきたいと思います。
ゲームを模倣するなら、オリジナルを超える作品を作ることが求められます。これが正解だということはご理解いただけますよね。ところが、個人のゲーム開発者にはそれができていないケースが多いのです。
模倣はしているものの、オリジナルに劣るゲームが多く存在しています。中途半端に真似をしても意味がないということですね。

もちろん、一人で開発するには限界があることも理解できます。プログラミング、グラフィック、音楽を全て一人で手がけるのは大変です。
しかし、ファミコンのゲーム程度であれば何とかできる可能性があります。そもそも、ファミコンのカセット容量は数キロバイトしかなかったのですから。
ゲームの容量だけを考えれば、現代の技術を用いればもっと美しく、内容の濃いゲームが作れるはずです。最終的には、ゲーム開発者の努力とセンスが問われるのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?