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ゲームパブリッシャーと連絡を取ってから体調が悪くなった。今は後悔している。

先日、ゲームパブリッシャーと連絡を取った件について記事を書きましたが、その続報です。
結論から言うと、現在の体調が悪化しています。
具体的には、耳鳴りが非常に大きくなり、それによるストレスが増大し、鬱状態も感じています。
耳鼻科を受診し、処方された薬を飲んで治療を続けています。このような状況に至った経緯を以下に記します。

パブリッシャーと話したことは最悪だった

結果論ではありますが、パブリッシャーと話したことを後悔しています。これほど体調に悪影響を及ぼすとは予想していませんでした。まるで自分のゲームが全否定されたかのように感じ、非常に不快です。そうであれば、最初から関わらない方がよかったと思います。

その詳細については、前回の記事でお話ししましたが、簡単に説明しますと、SNSを通じて二社とオンラインミーティングを行いました。
その内容は、今振り返ると非常に不快なものでした。彼らは私の考えやゲームの内容に対して不満を抱いており、そのため不機嫌な様子が感じられました。

そのような状況で会話を進めるのは、私にとっても気分の良いものではありませんでした。それなら、わざわざオンラインミーティングを開いてくれなくても良かったのにと思います。何か気に入ってもらえたと勘違いしていたのが悔やまれます。

自分のゲームを否定されるのは気持ち悪い

私はクソゲーを作っているつもりは全くありません。また、NOTEで公開しているゲームは、パブリッシャーに提案したゲームではありません。

私のゲームは、最先端の映像技術を駆使して制作しており、自信を持って取り組んでいます。しかし、そのゲームに対して否定的な意見や愚痴を言われるのはとても不快です。

もちろん、ゲームパブリッシャーの立場からの本音かもしれませんが、オンラインミーティングで直接言われると特に気持ちがよくありません。私は、建設的な提案やアドバイスをいただければありがたいと思っていますが、実際にはそのような話はありませんでした。

ゲームパブリッシャーの立場から

ここではゲームパブリッシャーの視点から説明します。多くの人が、どのようなゲームが求められているのかを理解していないかもしれません。パブリッシャーはビジネスを重視しており、売上の見込みが高いゲームを求めています。

具体的には、2500~3500円の価格帯で販売できるゲームを期待していると思います。そのためには、一定のボリュームとクオリティが必須です。イメージとしては、小規模なゲーム会社が制作しているレベルのゲームが求められています。決して、個人が作成した質の低いゲームを求めているわけではありません。

しかし、スイカゲームのようにヒットしたゲームは例外です。ヒットすればどんなゲームでも歓迎されるのがパブリッシャーの考え方です。逆に言えば、個人で努力して作ったゲームでも、ヒットしない限りはパブリッシャーからのオファーは期待できないでしょう。ヒットしなければ、パブリッシャーからは見向きもされないゲームになってしまいます。

パブリッシャーと関わるべきか?

自分から関わろうとするのは良くないと感じました。なぜなら、相手に嫌がられるだけだからです。個人が作ったゲームなので、しょぼいと見られても仕方がありません。それは最初から承知していました。ただ、提案やアドバイスくらいは頂けるかと思い、ダメ元でメッセージを送っただけです。しかし、それがパブリッシャーから嫌がられたのです。

実際には、13社ほどのパブリッシャーから返信をいただきました。その多くはビルドを送ってほしいという内容でした。つまり、僕のゲーム画面やトレーラー映像が気に入らなかったわけではないと思います。その部分に関しては期待を持っていただけたのだと思います。

パブリッシャーと関わるとどうなるか?

2社とのオンラインミーティングで重要だった点を説明します。
パブリッシャーは宣伝を担当するのが彼らの役割ですから、その分野は彼らに任せるということでした。ゲーム制作者は制作に専念するようアドバイスされました。

この役割分担は明確ですね。ゲーム制作者が宣伝を苦手とするなか、パブリッシャーがその責任を負ってくれるということです。
具体的には、広告、雑誌との連携、YouTubeライブなどが話題に挙がりました。

具体的な報酬割合については触れられませんでしたが、一般的にパブリッシャーが得る割合は3割から5割程度と言われています。この割合でなければ、双方にとってメリットがないと認識しています。これにより、パブリッシャーと連携して売上を伸ばしていくか、単独での販売を選択するかを決める必要があります。

色々後悔している

結果的に、建設的なフィードバックを得られなかったため、気分が沈み、ゲーム制作への意欲も低下してしまいました。良いことが何もなかったように感じます。

ゲーム制作には非常に高いモチベーションが必要だと思います。否定的な意見ばかりであれば、パブリッシャーと話しても意味がないと感じました。これは私のケースであり、他の人には当てはまらないことも理解していますが、ただ単にゲームを完成させたからといってパブリッシャーに見せるべきではないと思います。

すべての批判に耐えられる精神力があれば大丈夫かもしれませんが、そうでなければリスクが大きいです。

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