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【不登校の子の親】がストレスから抜け出せる、たったひとつの方法

(不登校の子について書いていますが、子をもつ親御さんすべてに役立つ記事です)
 
うちの下の子は小学校6年生ですが、学校に行かなくなった3年生~4年生のころは、
言い出したら聞かない
いまと言ったら、いまやりたい、いま欲しい
という猛烈わがまま娘でした(;'∀')

【不登校の子の親】がストレスから抜け出せる、たったひとつの方法

①悩んでいるのは私だけ?

「もう遅いから、明日にしよう」
と、いくら言っても引かない下の子。
そのたびに私は、この言い合いに疲れ切っていました。

それだけでなく、留守番はしたくないと言うので、私は全く出かけられないこともありました。
出かけようとすると力ずくで抑えられ、振りはらうと、裸足で追いかけてきました 笑

しかし、欲求を満たされた下の子は、何もなかったように普通になる。
冷静に考えると、イライラして悩んでいるのは、私だけなのです・・・( ;∀;)

②わがままにつきあおうと決めた

ならば、徹底的にこの子のわがままにつきあおうと決め、腹をくくりました。
以前、マインドフルネスの先生に
「ちいさいとき手のかかる子は、大きくなったらお釣りがくるほど素晴らしい人間になりますので、できるだけわがままにつきあってあげるといい」
と言われたことがあり、その言葉がずっと頭に残っていたのです。

それからは、がんばること、何とかしようとすることをやめて、ただひたすら受け入れました。
「いますぐ○○が欲しい」
と言い出したら、何も考えず、雨の中でも近所のスーパーやコンビニに買いに行きました。
友達とトラブったときは、相手のお母さんとどうしても話がしたいと言い出し、夜、わざわざ家に来てもらったこともありました。
本当に感謝です。

③自分がしてもらったことは、他人にできる

そんなことをしているうちに、この子の思い通りにしてあげたほうが、私もラクだということに気づいたのです。

世間では、子どものわがままを何でも聞いてあげるなんて
もっとわがままになるんじゃない?
ガマンできない子になるんじゃない?
という人も多いでしょう。
でもそんなふうには、なりませんでした。

このころから、私がやってあげていることと同じことをやってくれるようになったのです。
つまり、私が困っているときは、すすんで助けてくれる。
これって、あたりまえのようですが、なかなかできないことです。

人間にとって、自分の欲求を無条件で満たしてくれる人がいるというのは、ありのままを受け入れてくれるという安心感、さらには自分は愛されているんだという自己肯定感につながります。
そして、やってもらったことは、ひとにもやってあげられるのだと、私は学びました。

④親に相談できる子に育てるには

それからの私は、物事を良い悪いで判断せず、ジャッジをしないように心がけました。
姉妹ゲンカをしても、どっちの味方もせず、それぞれの言い分を聴くことだけに徹しました。
こうすることで、
「お母さんは自分のことを分かってくれる、いつでも話を聴いてくれる」
と子どもたちは思ってくれています。

先日、下の子に
「おかあさん、よく私のわがままに付き合ってくれたね」
と言われました。
下の子が言うには、
「この人は怒ったら怖いという経験をしていると、本音を言わない。
まえは、お母さんがめちゃめちゃ怒っていたので、言えずに自分で全部かかえこんでいた。
でも今は、なんでも聞いてくれるので、ちゃんと相談できるようになった」と。

⑤ただひたすら受け入れる

じつは私がやってきたことは、たったひとつです。
がんばること、何とかしようとすることをやめて、ただひたすら受け入れること。

いまは家で料理をしたり、私の動画編集を手伝ってくれている下の子は、最近、学校に行くために勉強をはじめました。
私は学校に行っても行かなくても、もはやどっちでもいいんですが(笑)、
本人の想いを大切にし、これからも子どもたちを応援していきたいです(^^♪

あとがき

こんな話をすると、そんなふうにはとてもできない、頭では分かっているけど、将来が不安で心配だとおっしゃる方がたくさんいます。
私もそうでした。
1年、いやもっとかかりました。
その間、なんどもブレて、そのたびに腹をくくっていました。
なので、腹をくくるのにも、いつの間にか慣れました 笑
これはこれでひとつの方法なので
「こんなやりかたもあるんだ~」
と、参考にしていただけたら幸いです(^^)

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不登校経験者が語る、救われた言葉と立ち直るきっかけとは| youtube  船戸かず美

【プロフィール】
不登校の子を持つ速読講師 船戸かず美

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🔸子どもの不登校をきっかけに家庭教育と向き合い、そこで生まれたノウハウをお伝えしています
🔸家勉で学力アップできる勉強法のひとつとして速読を教えています
🔸教員経験あり(金沢大学教育学部卒)
🔸Youtube、Fb、note、インスタを中心に発信しています

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