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荒川七変化

私のスマホには荒川の写真がめちゃめちゃ多い。チャリで通勤していて、行き帰りに千住新橋を渡るが、いちいち感動してカメラを向けたくなる。低解像度だし、たいした写真も撮れないのに、同じような写真ばっかりいっぱい。

水の上を通るのは、何か「心洗われる」効果があるように思う。朝夕、雄大な荒川を渡る千住暮らしはちょっと幸せ。今日は朝夕の写真だけで荒川七変化をご紹介。キャプションと一緒にさらさらっと見てもらえたらうれしいです。

晴れた日の朝。水面に太陽の光がきらきらしているとき。これ、心洗われる
月明かりが水面に揺れているとき。これもかなりいい
動画が上手くアップできなくてわかりづらいが常磐線の鉄橋を通る電車の灯りが水面に映るのがまたいい
雲と光に感動する日もある。空ってすごい。水ってすごい
雲は毎日、いえ毎秒違って、おもしろい
大雨のあと。また降ってきませんようにと願いつつ千住新橋を渡る。霧にけむる荒川もオツなもの
そして写真を撮りたくなるのは人。荒川土手を歩く人、走る人、自転車に乗る人、犬の散歩する人…
千住新橋の南側土手。荒川土手にはたくさんの物語があって。サッカーの練習をする子どもたち
千住新橋の北側土手。毎日いろいろな人が、いろいろなことをしていて、小説を書けそう〜、と思って眺めている。語り合うふたり、1人で運動する人、ダンスの練習をする高校生グループ、楽器の練習する人…
満月の日は疲れていても、荒川を渡って家に向かうのが楽しみ。月明かりと常磐線の灯りが川面に映って
風のない夜は水面が鏡になって、千住の摩天楼がきれい

水害から都民を守ってくれている荒川は、約100年前に人の手で掘られた人工の川だが、この大きな水辺が暮らしのそばにあることで、だいぶストレスが軽減されている気がする。子どもたちが小さいころのピクニックや、岩淵水門あるいは東京湾までのちょっとロングなサイクリングなど、昼間のレジャースポットとしてもかなりの存在感だけど、ただそこにあるだけで、荒川はいい。


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