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今の僕の生活 -平日サラリーマン、週末役者-

アマチュア役者としての今の僕の生活はこんな感じになっている。

平日はサラリーマン、神保町にある職場に行って普通に仕事をしている。IT関連の企業で、設計を書いたりプログラムコードを書いたり運用・保守をやったり、また最近はWebディレクションにも手をつけている。小さな会社に勤めているので、どうしても業務は多岐になりがちだが、それはそれで面白いし、これからも色々チャレンジしていきたいと思っている。残業は自分の作業が遅れていれば仕方なくするが、最近は幸運にもほぼ定時に退社することができている。土曜日曜祝日は休み。僕は上の人に頼まれても断固拒否するぐらい休日出社を憎んでいる。

週末は府中市にある社会人劇団の稽古。劇団員はみんな職を持っているので、稽古は週末のみだ。本公演は年に1回、11月末に行われる。また春先には演劇ワークショップを開催し、外部の方々と交流を図っている。稽古日程は、1月から9月までは土日のどちらかで19時から22時まで、9月からは本公演の本格的な稽古が始まるので、本番が終わるまでは土日どちらも(祝日も!)13時から22時まで、である。また10月には合宿があり、いつもの稽古場とは違う場所に行き、泊まり込みで稽古をする。本公演が終わった12月はあまり稽古がないため、本公演の疲れを癒しながら割とのんびりしている。みんな色々な事情があるから、連絡をすれば稽古を休むことができる。まあ、さすがに本番近くになると仕事以外の理由で休む人はほぼいないけど。みんな真面目に作品づくりに取り組んでいるのだ。

この社会人劇団に入って6年目。その間このような生活が続いている。9月から本番終了までは、平日も休日も休みがないので、本番近くになるとかなり疲労を感じるが、それはそれで充実感の表れだと思うと心地よさがある。

いつか体は動かなくなるから。人間、絶対に死ぬから。それは決まり事だから。いつまでもこの生活が続くわけではない。残念だがしょうがない。できるだけ長く続けるために僕ができることといったら、心身の健康に気を遣うことくらいだ。幸いなことに今年の健康診断は全て良好だった。丈夫な体に産んでくれた親に本当に感謝している。

現在本公演の稽古の真っ最中である。まだそんなに疲れはない。

40歳、体の衰えは当然始まっている年齢、でも僕自身それを感じることはない。まだまだいける、余裕だよ。

ほどほどに仕事して、めいっぱい演劇して、それが理想かな(笑)

なんて、思ってたりする。


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