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亀戸をもっと面白く。〜地域活性化担当インタビュー〜

船橋屋 note チームの田中です!
今回は、「船橋屋人インタビュー」第 4 弾をお届けします。
今回登場してくださったのは、パートアルバイトとして入社し、今年から船橋屋の地域活性化担当になった仲野実紀さん。船橋屋との出会いや現在のお仕事についてお話を伺いました。

出会いは食卓のくず餅

────早速、最初の質問です。仲野さんが船橋屋のくず餅と出会ったのはいつ頃でしたか?

 小学校低学年くらいの頃です。母が船橋屋のくず餅が好きで、よく買っていたので、食卓に並んでいた記憶があります。母は亀戸天神藤まつりの時期(春頃)も、本店でくず餅を食べたり、催事で見つけると必ず買っていたみたいです。

────お母様は本当にくず餅が好きだったんですね。

 几帳面な母は、いつも買ってきたくず餅を綺麗にお皿に盛って出してくれていました。なので、私にとっては特別なおやつというイメージです。家族の中で一番に食べ終えるくらい昔から好きだったことを覚えています(笑)

縁あって船橋屋にアルバイトとして入社

────船橋屋にアルバイトとして入社したきっかけは何だったのでしょうか?

 船橋屋に入社する以前は、色々なところでアルバイトをしていました。
ある日、求人で船橋屋が募集していることを知り、すぐに応募をしたところ、ご縁があって入社しました。働き始めて、初めて「ずっとここにいたい!」と思った職場が船橋屋でした。

────そう思わせた理由は、具体的になんだったのでしょうか?

 そうですね、私が元々興味を持っていた「健康」とか、船橋屋が創業した「江戸」という時代、船橋屋を形成するたくさんの要素が船橋屋で働き続けたい!と思わせたのかもしれません。
 あとは、母が好きだった船橋屋ということもあります。入社した頃は母は亡くなっていましたが、私がここで働くことで天国で喜んでくれるのではないかな、と思いました。それくらい、船橋屋は家族の思い出と切っても切れない関係なんです。

────すごく素敵ですね。働き始めたのはアトレ亀戸店ということでしたが…

そうです!アトレ亀戸でずっと販売をしていました!

亀戸活動のスタート

────いまの亀戸地域活性化に興味がでてきたのは、その頃からだったのでしょうか。

 2016 年に船橋屋の中期経営計画で「地域活性化プロジェクト」が立ち上がりました。プロジェクトを知って、亀戸の地域を盛り上げるならアルバイトの私もできるかなと思い、立候補しました。

────社内の地域活性化プロジェクトがきっかけだったのですね!

 その活動をきっかけに、亀戸で行くお店の範囲がどんどん広がっていきました。その頃から亀戸のお店にたくさん行く「亀戸活動(※略して亀活)」がスタートしました。
 1 人で過ごしていた勤務日の休憩時間も、亀戸の方々のおかげで充実していきました。多分、船橋屋の制服を着ていたおかげもあって、話しかけやすかったのかもしれません(笑)

────船橋屋の仲野さんとしてお店に行っていたんですね。

 そうなんです! 「船橋屋の仲野です」と言うだけで亀戸ではホーム感があったし、話しかけてくれる(笑)「くず餅いつも食べてるよ」とか、声を掛けていただけることもあって、どんどん私の中で亀戸愛が強まっていきました。職場が亀戸駅のコンコースだったので、前日一緒に食事をした方が「おはよう」「また飲もうね」と話しかけてくれる交流も楽しかったです。
 ”駅前で販売しながら、亀戸活動をする”というのが当時の私にとってすごく相性が良かったんだと思います。

────いち販売員としてだけでなく、他愛もない話ができる販売員というのは素敵ですね。

 それから知らず知らずのうちに"船橋屋の仲野さん"から"亀戸大好きな船橋屋の仲野さん"という風に認識いただくことが増えていったんです。ただ、私の中ではまず船橋屋があって、その船橋屋がお世話になっている"亀戸"という街が好きという想いはずっと持っています。
 なので亀戸のお店に行くだけでなく、直接地域に貢献したいという考え方になっていきました。

地域活性化担当に選任

────そんな努力の甲斐があって、今年から「地域活性化担当」という新たな役割を任されたのですね。はじめにその話があった時はどう感じましたか?

 これから新しく創っていけることにとてもワクワクしました!それぞれのコミュニティや商店街の繋がりに加えて、亀戸全域で繋がってイベントを考えることができたら、よりダイナミックな動きができるのではないかと思いました。
 個性的な人が多い町だけど、個性を認め合うところが亀戸の良さ。いろんな人がいて、いろんな人を認め合って、年齢や性別関係なく皆で楽しく、尊重し合っていきたいなと思います。それを町全体で実感できる取り組みをしていきたいです。亀戸の人同士が家族のように思い合えたら、もっと素敵な街になるんじゃないかな、と思います。

────今はどのような取り組みをされているのでしょうか?
「面白いぞ亀戸」という、街の魅力を発信する団体に船橋屋として参加しています。その中で参加店の皆さんと交流を行ったりイベントの企画を考えたりと、亀戸を盛り上げていくための活動を行っています。他にも亀戸のお祭りや、江東区のイベント出店も行っています。

★面白いぞ亀戸HPはこちら↓
http://www.presence-m.co.jp/kameido/

────熱い思いを持った方が揃う「亀戸」の魅力が伝わってきました。仲野さんの今後の展望はありますか?
そうですね…実は、いま歴史研究に力を入れていて!街の歴史を研究して発信することで
今まで届かなかった方々にも亀戸の魅力を伝えていきたいです!

────さすが、亀戸を多角的に発信するプロですね!歴史研究をすることで、今の街への面白さも魅力も増しますね。これからも楽しみです!


【プロフィール】仲野実紀
2010年アルバイトとして船橋屋入社。
アトレ亀戸店の販売員として勤務する傍ら、「地域活性化プロジェクト」に所属。2023年春から地域活性化担当として、亀戸の地域を盛り上げるべくイベントやSNSなどを駆使して活動中。

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