カープの社会人ルーキーズ

ようやく昨日一昨日の日記です。
東京ドームで現在都市対抗野球が行われていますが、本来は夏のクソ暑い時期に涼しいドームでやるものなのですが、今年はボッタクリ男爵のせいで冬の年末に行われる事になったのですが、ドラフトで指名された選手が見られるというメリットも有ったりします。
広島東洋カープも今年のドラフトでは珍しく社会人選手を4人も指名して、全員都市対抗に出場するという事になりました。
まず水曜日の第3試合に行われた三菱重工ウエストVS三菱自動車倉敷オーシャンの試合では2位指名されたサウスポーの森投手が先発。高めの制球に苦しむ事も有り、パスボールで1点は取られましたが、それ以降は制球も安定し、8回を1失点の好投。9回はロッテに指名された八木がピシャリと抑え三菱対決を制しました。
森は何と言っても低めのボールはまず打てないのではないでしょうか。左の先発としては現状床田に続く存在になると思います。
三菱自動車倉敷も去年のこの時期に社会人のナンバーワン投手になるのではないかと言っていたロッテ3位指名の廣畑もリリーフで登板。気迫のこもったストレートはロッテで例えると現レッドソックスの澤村みたいでした。因みに三菱ウエストの応援でカープと明治大学のハイパーユニオン(やっぱりカープがナンバーワンの奴)とロッテのチャンステーマ攻めろ今こそをやっていましたが、攻めろ今こその流れるタイミングで廣畑が登板するというシュールな場面が見られました。因みにロッテの井口監督もネット裏に来ていたそうです。
木曜日は2試合観戦。1試合目は大阪ガスと伏見海運の試合。
大阪ガスは6位指名のスラッガー末包が4番ライトでスタメン出場していました。4番ライトというとねぇ、まぁメジャーの動向も気にはなるのですが。
その末包は2打席目にバックスクリーンにソロホームランを放ち、投げては広陵高校出身の高卒2年目河野投手が無四球完封で4-0で大阪ガスが勝利しました。
末包は、東洋大学の出身で上茶谷、甲斐野、梅津、中川圭太といった同期の影に隠れていましたが(まぁこの4人も怪我ばかりですが)、1キロカレー、うどん、炒飯2人前、唐揚げ2人前、麻婆豆腐2人前を完食しちゃうような大食いで有りながらも、初球から積極的なバッティングに加えて意外にも足も速く、新外国人マクブルームがもしも来日出来ないまたは佐々岡とコミュニケーションが取れず、ハズレになった場合、思い切って4番で起用しても良いんじゃないかと思いました。
河野は佐々木朗希や奥川、宮城と同世代で来年プロ解禁になる投手ですが、コントロールが全く狂いが無いんですよ。2016年の野村という感じです。まぁ再来年には19番も空きますからね。
木曜日の2試合目は社会人的に屈指の好カードトヨタ自動車VSNTT東日本。此方はカープ3位指名の中村健選手が1番センターでスタメンでしたが、フォアボールで1度出塁しただけでノーヒット、更にトヨタも3安打しか打てず4-1でNTT東日本に完敗でした。
中村は慶応義塾大学時代は同学年の森下からホームランも打っている選手で知名度も末包よりも有るはずなのですが、1試合見ただけで言えば同じ名字の中村奨成のかませ犬になってしまうのかなという感じでした。
一方勝ったNTT東日本には日本ハムから9位指名された上川畑選手が9番ショートで出場しており、此方は攻守に目立っていた感じです。石井一成がメインのショートの日ハムなら即レギュラーも可能な感じです。
因みに都市対抗と言えば他の会社から補強が出来る補強選手というシステムがあり、NTT東日本で鷺宮製作所から補強した小孫投手も良かった感じでした。遊学館高校、創価大学でも活躍した投手で、150キロのストレートが何故か指名されない投手なんですよね。まぁ社会人野球自体そう言った何で指名されないんだろうなという選手の集まりなので日ハムの二軍相手なら余裕でボコボコにしたりも出来るのですよね。
最後にまとめると今年のカープのドラフトはすぐに使えそうな選手をメインに指名しているので、これで来年Aクラスにも入れないようで有れば、Aクラス入りが絶望になった時点で佐々岡を解任しなければいけないでしょう。本来なら今年で職を辞さなければいけなかったのですからね。

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