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何を撮影したら良いのか悩んでみる➁

お気に入りのカメラとレンズが揃った。だけど、撮影に行く気力と言うか気分が盛り上がらない。なんて、いちどは、経験する通過点かと思ってます。
撮影を業務とか、依頼されているとか抵抗する事が出来ない理由があれば、撮影は続けられますが、趣味として撮影を継続するのは、一味違った悩みが生じます。
カメラを持ち出して撮影が億劫になるなど、とにかく面倒なんです。

ここからは、私の経験談なのですが、カメラを持ち出す、そして、カバンからカメラを出す、カメラを構える、の一連の動作が気恥ずかしいと言うか、撮影している自分が見られている様な気分になります。
まあ、確かにカメラを構えて何かに向かっている姿は、注目の的になりそうですが、気分的なものが大きいので、注目の的と思って勘違いする事も多々あります。
白レンズで徘徊しようものなら、撮影の業者ですね。

KissDN SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM F10 SS1/250 ISO100

解決方法としては、撮影した画像の利用方法を明確にしてみる事。
私の場合、撮影に集中したいとか、撮影自体に良い方法の解決先を求める事が多く、撮影後の写真の使い道が明確でなかったり、「良いな」と思った瞬間を取り逃がしたりすることが多かったです。
スマホは、気軽にパシャパシャと撮影してアングルの良い写真を残しつつ、SNS等に発信する一つの流れがあります。分かりやすいのは、撮影後の写真をSNSに公開すると言う目的があるから、「インスタ映え」などと言われるような写真が欲しくなるんです。

私の事例では、5DMarkⅣやR6の他、白レンズまで、俗にいう「沼」の住人として、カメラ関連の金銭感覚がマヒしている人種なんですが、なぜ撮影するのか、撮影後の写真の行先は、ほぼPHOTO BOOKの制作なんです。
最近は、アプリの自動機能によって勝手にPHOTO BOOKを作成してくれますが、やっぱり、気に入った写真は大きく、何気ない写真は、さりげないレイアウトを、と、いろいろ考えたい訳です。
PHOTO BOOKの制作は、一つのテーマに絞り込み、例えば、花だったら四季の流れとして、桜から紅葉までとか、ペットなどは家族の一員ですし、旅行日記などなど、20枚から30枚程度の写真で手のひらサイズの小さな1冊が作れます。
おまけに、RAWファイルでの撮影は、現像の際に好みのカラーを出す事が出来ます。お気に入りの写真を、モノクロにすると面白かったり、いろんな設定があるので、写真1枚でも十分楽しめます。最近は、RAWファイルからの現像のレシピにFUJIFILMが気になっているので、子供たちの撮影を終えた後、CANONからFUJIFILMへ移行して風景などの撮影を企んでいます。
世界に一冊しかないPHOTO BOOKと言えば聞こえが良いですが、自己満足の世界ですので、自分が納得できれば良いんです。外野から文句が出たら、また作り直せば良いだけの事。
ちなみに私が初めて作成したPHOTO BOOKは、妻との結婚式の前撮りを、KissDNで撮影した画像を使用しました。
この時代は、個人で作成できるPHOTO BOOKが珍しかったので、お見せした方々からの反響が面白かったです。

撮影が小難しいデジイチを使用するのは、露出やライティングの他、RAWファイルからの現像などを経て、撮って良かったと思える写真に巡り合えたら幸せです。
いつかは、自分で撮影した写真の中から、お気に入りを集めたPHOTO BOOKの制作が一つの目標となっています。

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