冬の耳|ふあんクリエイターの推理日誌
さりげなく触れてしまう
冬ならではのクセに気がついた。
自分の耳がひんやりとしていると、つい、ついつい、触れてしまっているということに!理由のわからない心地よさ。
左右交互に、左、右、左、右。ぬくもりが戻ってきたら、やめどきである。自然に「もういいや」と耳から手が離れる。この寒い時期、手指はカイロのような暖かさを常に求めているのだけれど、耳だけは冷たいほうがよい。なぜだろう?
なくて七癖、いや、もっとあるな。ほかには何があるのかな。
この手の習慣やクセは、ふと気がついたその瞬間、うれしい気持ちになる。無意識の世界のものを引っ張り上げることに成功したぞと、自分に対して得意げになる。
見つけた、見つけた!
[つづく]
うさぎのおやつ代になります。(いまの季節は🍎かな)