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「奈良へ」

幡野さんのワークショップを受けたら写真を撮りに行こうと決めていた場所がある。

それが奈良。

奈良はファンである堂本剛さんの故郷だ。

奈良には不思議と人生の節目で来ることが多い。

失恋をしてなかなか立ち直れなかった時

自分の生き方に迷った時

仕事で心を病んでしまった時

自分をリセットしたい時に奈良に行きたくなる。

ちょうど行きたいタイミングで仕事が休みだったので行くことにした。

幡野さんが言ってた

"好きを重ねる"

それが奈良にあって、自分の好きを撮りたいと思った。

いわゆる聖地巡礼だ。

奈良に着く。

久しぶりのせんとくん。

この景色は10年経ってもずっと変わらない。

奈良に来た時には必ず立ち寄るマック。

夜行バスで早朝に奈良に着いて、このマックで朝マックを食べるのがお決まりだ。

ここも10年前から変わらずにある。


今回奈良に来た目的の一つが堂本剛さんがプライベートでもよく訪れていて、去年もLIVE終わりに食事をした、「あしゅーら」さん

そこで食べていたグルテンカレーと卵焼きの唐揚げをいただいた。

お腹に優しく、ものの10分くらいで食べ終えてしまった。

奈良の堂本剛愛はとてもすごい。

彼が行くお店にはファンの方がたくさんいらして、お店はグッズでたくさんになる。

ファンだと伝えてお店に行ったので、剛くんの話をたくさん聞かせてくれた。

奈良に訪れる度に彼の人柄が十分に伝わるエピソードを聞くことが出来る。

本当に飾らない、スタッフへの配慮やお店の人までも虜にする心の持ち主。

剛くんが来るようになって、店員さんが彼の人柄に惚れていつの間か大ファンになる、そんな話は一度や二度ではない。

制作会社のスタッフさんも剛くんほどの人格者はいないと言う。

剛くんに実際に会った人は口を揃えて

「ふつーのお兄ちゃん」

と言う。

昔、本人もよく行かれていたお店の店員さんが、「本当に普通の方なので、TVで観るとなんか違和感がある」と言われていた。

毎回聞くたびにこの人は実は神様なんじゃないかと思うくらい、人徳の塊だ。

なぜファンの方がそんなに人徳があるのか?という質問に対して、あしゅーらさんで2時間半も喋り続けて編集が出来なくなり、ボツになった話には笑ったけど彼の思いが止まらなくなったのだと思う。

キングコング西野さんとも番組で来たこともあったので、西野さんの話も聞いてみると、

「あの人は頭がいい、一人でずっと場を回してた」

と言っていた。

西野さんも15年前から西野亮廣のままだ。


剛くんが好きだという「たまうさぎ」さんのきなこだんごを教えてもらったが、今回はお休みだったので次回はぜひ食べてみたい。


あしゅーらの店員さんが"をかし東城さんの酒粕チーズケーキ"を剛くんが今でも好きだという話をしていたので、食後は"をかし東城さんの酒粕チーズケーキ"を。

10年前に一度食べたことがあるが、当時と全く変わらない味だった。

本当に美味しい。

たまたま僕の前のお客様が娘さんが誕生日でバースデーケーキを買っていた。

奈良に行った日が息子の誕生日でもあったので、お祝いの言葉を伝えた。

こんな不思議なご縁も奈良ではのもの。

幡野さんもよく履いてるNAOTのお店が奈良にもあった。

今度入ってみよう。

剛くんのバックバンドに入っているSteve Etoさんがやられているお店も行ってみたいお店の一つだ。

そういえばならまち付近を歩くといつもどこかしらにファンの方を見つけるのだけど、今回はファンらしき方を見かけなかった。

その後は大和西大寺へ。

大和西大寺には剛くんが通っていた幼稚園や平城旧跡がある。

西大寺にあるソメイヨシノ。

ファンの中では有名なスポットの一つ。

(実は実物を見るのは今回が初めて)

今月末には満開の桜が咲くのだろう。


平城旧跡。

僕が奈良に行くと雨が曇りの可能性が高い。

ここからは365°綺麗な空が見える。その景色が圧巻だ。

この日は雲一つない快晴。

ようやく晴れてる日に来ることが出来た。

なんだかんだで2時間ほど滞在していた。

何も考えず、ただ感じる。

その時間が今の僕には必要だ。

平日にも関わらず多くの人がいた。

何やら東大寺で水取りと呼ばれる有名な行事があるらしく、そのためとか。

海外の方がたくさんいた。

コロナ前と同じまではいかないけど、前のような景色が戻りつつある。

いろいろお店や街の光景が目まぐるしく変わるけど、奈良はいつまで経っても変わらない。

初めて奈良に行った、14年前とほとんど景色が変わらない。

奈良には何もないと言われることが多いが、僕はその何もないのがいい。

心を0、クリアにしてくれる。

幡野さんのワークショップに行ってからは何気ない景色も撮ることが楽しくなった。

撮る回数増えた。現像をする回数も増えた。

もちろん下手だけど、下手でもいい。

自分の好きを少しずつ重ねられていることが今はとても嬉しい。

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