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「戯言」

"僕はお金の前では無力だ。"

西野さんの一番自分が惹かれる部分は西野さんの「心」の部分だ。

自分を信じてくれる人やサロンメンバーを絶対勝たせる、その気持ちや行動に僕は本当に尊敬している。

オンラインサロンにいた1年間で西野さんから得たものは本当に大きかった。

だから、僕も西野さんに陰ながら恩返しをしたい。

今、映画「えんとつ町のプペル」を盛り上げるべくいろいろな活動をしている人がいる。

でも、僕はその活動に一切関わる気もないし、関わろうとも思わない。

もちろん映画は成功してほしいと願っている。

でも、僕はそこで恩返しをするのではなく、西野さんのように自分を信じてくれている人たちや自分が応援したい人たちを僕が信じることで、西野さんがしていることを自分がして、それで恩返しがしたいと思う。

西野さんのように影響力や経済圏もないし、たかが一般人の戯言だ。

直接それが出来たところで本人に伝わることはないだろう。

でも、僕は行動で感謝を示したいと思った。

西野さんと平等な立場でいたい。

サロンにいたらどうしても西野さんとサロンメンバーという上下関係が出来てしまう。

だから僕はオンラインサロンには戻る気はないし、しっかり自分で足跡を付けたい。

いつか西野さんと何かをやるのが目標ではない。

あくまでも僕はサロンメンバーではなく、"一人の人間として"西野さんに恩返しをしたいと思うだけだ。

僕が西野さんから一番学んだことは西野さんの優しさであったり、強い心の部分だった。

剛くんから西野さんに入ってるからか、二人の「心」の部分がとても深いことが共通しているようにも見える。

だから、僕は二人のように周りにいる信じてくれている人や助けてくれている人たちに自分なりに出来る応援をしたいと思う。

でも、実際は僕はお金の前では無力だ。

「1億円の現金を持っている人」

「1億円の心を持っている人」

どちらを選ぶかと言われたら、確実に前者を取るだろう。

1億円の心なんて目に見えないし、1億円が目の前にあったら飛びつかない人なんているのだろうか。

「心」は「お金」には勝てないことを知った。

でも、今の僕は「お金」では救えない。

「心」でも救いたいけど救えない。

「真面目」も「優しさ」も役に立つのは学生時代だけで、大人になったらこれらは負担になる。

生まれ変わったら"不真面目"で"劣悪な性格"なやつになりたいものだ。

自分自身が無力なんだ。

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サロンメンバー同士で助け合おうという文化のようなものが出来ているが、僕はそれに違和感を感じている。

今や7万人という西野さんのオンラインサロンでサロンメンバー同士で大きな経済圏が生まれるのはもちろん良いことだとは思うが、「サロンメンバー」というカテゴリーのみに当てはめてしまい、サロンメンバーがいればそれでいいやとなって、サロンの価値観一色になり、いつの間かサロンだけが生きがいになり、アリ地獄のように戻ってこれなくなる。

自分が実際そうだった。

という僕もまだ交流があるのはほとんどサロンメンバーなんだけど。

でも、その時はみんなにチヤホヤされても結局残るものは何もないからね。

サロンメンバー以外の友達を大切にすることもすごく大切なんだなって今さら気付いた。

もちろん家族や大切な人も。

僕は家族や大切なものを守ることが出来なかった。

だから、声を出して言いたい。

「自分のことをまず守ろう」

じゃないと自分も大切なものも守れない。

っていう底辺にいる人の戯言でした。

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photo by しらき たつや

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