076 窓辺で本を-『ことり』
私は今、とあるホテルの一室でこの文章を書いています。
普段、人工的な高いところはあまり得意ではなくて、タワーマンションも高層ビルもタワー類にも興味が持てなかったのですが、あることから視点を変える必要性を感じて高層階の部屋を予約しました。
なるべく窓の大きい(でも壁全てがガラスになっているものではなくて、ちゃんと窓らしい窓がついている)部屋で変わりゆく景色を感じながら、高層階の静けさは特別だと思いました。
これまで実家でも今暮らしているマンションでも音が全くない、という状態